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平成22年第3回定例議会 市長報告

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【雲仙市から県への要望・提案書の提出について】
 去る7月30日、市議会から石田議長を始め、議員の皆様とともに、市長並びに市議会議長の連名で「長崎県への施策に関する要望・提案書」を中村知事に提出いたしました。

 要望いたしました項目は、「合併特例債発行期限の延長」、「雲仙市食肉センターの老朽化への対応」、「広域的、幹線的な道路網の整備」など、16項目でございますが、中村知事からは、力強い支援の言葉をいただいたところであります。

 今後とも、議会の皆様との連携・協力のもとに、国・県への要望活動をはじめ、積極的な提案を行ってまいりたいと存じます。

【JA島原雲仙およびJA共済連長崎からの交通安全施設および交通安全啓発備品の寄贈について】
 JA島原雲仙及び全国共済農業協同組合長崎県本部より、本市に対し交通安全施設および交通安全啓発備品の寄贈があり、去る8月12日、JA島原雲仙の加藤寛治組合長から寄贈品の目録を贈呈いただきました。

 これは、県下のJAおよびJA共済連長崎が、交通事故未然防止活動として実施されている「県下小学校への学童傘の配布」や「横断旗の配付」などとともに、JA共済の地域貢献活動の一環として寄贈されたものであります。

 雲仙市に寄贈された施設・備品は、交通安全啓発のための車両をはじめ、市内5か所へのガードレール・ガードパイプの設置、青色回転灯、市内小中学校や幼稚園・保育園で活用する交通安全教育ビデオや子どものとびだし注意の啓発看板など、幅広い分野で活用されるよう配慮されており、これらの施設や備品を大切かつ積極的に活用し、今後とも、市民皆様の交通安全対策が一層進展しますよう、安全安心のまちづくりに努めてまいります。

【島原半島ジオパークについて】
 去る7月26日、島原半島ジオパーク推進連絡協議会の臨時総会が開催されました。総会の内容は、21年度の決算及び事業報告、今後10年間の基本計画の提案、並びにキャラクターの名称などが発表され、承認されました。キャラクターの名前は「ジーオくん」と決定し、今後のPR活動に一役買ってくれるものと確信しております。

 また、平成24年に島原半島を会場に開催が予定されている『第5回ジオパーク国際ユネスコ会議』の事前調査のため、7月末に世界ジオパークネットワーク職員が当地を視察されました。今後は、指摘事項も含めて、この国際会議を成功させるため、島原半島3市で協議を重ねて参ります。

 さらに、8月には、世界ジオパーク認定1周年を記念して、島原半島全体で様々な取り組みが行われ、「ジオツアー」、「ジオさるく」、「記念シンポジュウム」等、市民の皆様のジオに対する意識を高めると共に、今後の島原半島ジオパークのあり方について検討を深めたところでございます。

【「はだしで遊ぼう雲仙」及び「長崎県ジャンボかぼちゃ大会」について】
 去る8月25日、雲仙ゴルフ場にて『第29回はだしで遊ぼう雲仙』と『第15回長崎県ジャンボかぼちゃ大会』が開催されました。議員各位におかれましても、ご列席賜り、誠にありがとうございました。

 今回は、猛威を振るった口蹄疫により開催が危ぶまれておりましたが、万全の予防体制を整え、無事開催することが出来ました。

 快晴の中、はだしになった子供たちは、思い思いに芝生の上を駆け巡り、ハタ揚げや、サッカー教室などの楽しいイベントで、1日涼しい雲仙を満喫していました。

 セレモニーでは、恒例となりました小浜中学校吹奏楽部のマーチングに加え、今回、千々石中学校吹奏楽部の御神楽が披露され、大会を大いに盛り上げていただきました。

 また、観光姉妹都市である霧島市からの小学生の一行20名にも参加していただき、来場された市民の皆様に姉妹都市交流のアピールをする大変よい機会にもなったと考えております。

【雲仙ブランド再認定及び意見交換会について】
 去る6月30日、雲仙ブランドの再認定にかかる認定委員会を開催し、平成19年度に認定された後、3カ年を経過した「吾妻麦みそ」や「愛の小町」など12団体24品目の再認定を行いました。

 また、今回初めての試みとして、認定団体の認定書交付式に併せて、雲仙ブランドの生産者同士の横の連携をはかる目的で、意見交換会を8月11日に行いました。

 当日は、約40名の参加があり、農林水産業や加工業など、さまざまな業種の交流がなされ、非常に有意義であったと思います。

 雲仙ブランドは、本年10月、福岡市にオープンするアンテナショップ「キトラス」の主力商品と位置付けており、今後とも積極的に取り組んで行きたいと考えております。

【観光施設のハード整備事業について】
 国の地域活性化・経済危機対策事業を活用して、整備を進めて参りました南串山町の「棚畑展望台整備事業」及び小浜町の「コンベンションホール整備事業」につきましては、このたび整備事業が完了いたしました。

 「棚畑展望台整備事業」は、6月18日に完成し、7月21日に竣工記念式典を行いました。ご承知の通り、「長崎県だんだん畑10選」に選定された「辺木(へぎ)地区・小竹木(こたけぎ)地区」の景観は、毎年多くの写真愛好家が訪れる撮影ポイントであります。今回の棚畑展望台の完成により、この美しい景観をより多くの観光客に知っていただき、新しい観光スポットとして、観光・物産イベントと結びつくよう、地域と協力し、地域の活性化を図って参ります。

 また、「コンベンションホール整備事業」につきましては、8月4日に竣工し、8月17日にオープニングセレモニーを行ったところでございます。今回、歴史的価値の高い「小浜公民館」の整備を行い、施設の名称を建設当時の名称を復活させ、「雲仙市小浜公会堂」と変更いたしました。

 小浜温泉地区には、今までコンベンションホールとして利用できる施設がございませんでしたが、今後は、この公会堂を地域活動の拠点として、また観光客誘致の施設として活用することにより、雲仙市の観光振興及び地域活性化を図って参ります。

【雲仙市の行政改革について】
 現在の雲仙市行政改革大綱の計画期間が平成22年度をもって終了することに伴い、平成23年度から平成27年度の5カ年を期間としました、第2次行政改革大綱の策定及び推進に関することにつきまして、去る8月3日に雲仙市行政改革推進委員会へ諮問したところでございます。

 行政改革推進委員会より11月中旬頃までに答申していただくこととしておりますので、第2次行政改革大綱の原案を12月に議会へお示ししたあと、今年度末の3月には市民の皆様へ公表するよう、進めているところでございます。

【長崎県消防ポンプ操法大会への出場について】
 去る8月8日、大村市で行なわれました第30回長崎県消防ポンプ操法大会に、雲仙市代表として、小型ポンプの部に瑞穂支団、ポンプ自動車の部に千々石支団の2チームが出場いたしました。

 千々石支団は昨年の9月から、また、瑞穂支団は本年の2月から長期間に渡る厳しい訓練を重ねられました。大会当日にはその訓練の成果を十分に発揮し、見事な操法を披露され、ポンプ自動車の部では、惜しくも入賞を逃したものの、小型ポンプの部で3位に入賞するという、すばらしい成績をおさめることができました。

 この訓練で培った団結力と消防精神は、必ずや地域防災の力になるものと信じております。

 また、大会当日は、議長をはじめ、たくさんの議員からも応援をいただきましたことを、心から感謝申し上げます。

 雲仙市消防団として堂々と大会に出場できましたのも、厳しい訓練を続けた選手の奮闘はもちろんのこと、関係支団の皆様、御指導いただきました島原消防署並びに小浜消防署の署員の方々など、多くの方々の御支援のたまものであり、この場をおかりしまして、深く感謝を申し上げ上げる次第であります。

【地域福祉計画の策定について】
 市民の皆様が、安心で充実した生活を送ることができるよう地域住民で支えあう地域づくりを目指す「雲仙市地域福祉計画」を本年度策定することといたしております。

 計画策定にあたりましては、市民の皆様と一体となって進めることとしており、まず、地域座談会を7月20日から8月21日にかけ、7地域で実施してまいりました。地域座談会では、地域における福祉課題や問題点など、現状の把握と課題解決に向けて、地域で取り組めることなどについて協議いただきました。また、市民ニーズの把握のため、アンケート調査も実施いたしているところでございます。

 今後、地域座談会の結果や市民ニーズを反映させ、市民の皆様の積極的な参加による地域福祉の推進に向け、計画策定に向け取り組んでまいります。

【赤潮被害について】
 昨年度、甚大な漁業被害をもたらした赤潮が、本年も八代海、有明海、諫早湾及び橘湾で発生し、本県、熊本県並びに鹿児島県において、漁業被害をもたらしております。

 本市での発生状況と被害につきましては、諫早湾で5月末にヘテロシグマ赤潮が発生し、魚類に直接の被害を与えないと言われているものの、大量に発生したため、取れた魚類や貝類が生簀(いけす)の中でへい死するなど、国見漁協及び有明漁協管内で約12万4千円の被害を受けております。

 また、毒性の強いシャトネラ・アンティーカ赤潮は、同じく5月末から諫早湾及び有明海で発生し始め、橘湾においても6月末から発生し、養殖魚への被害が確認されました。

 市といたしましては、7月17日に赤潮被害対策本部を設置し、被害状況の把握と共に「へい死魚(ぎょ)」の処理に全力を注いで参りました。

 8月26日現在の被害状況は、養殖ハマチを中心に6万7,200尾、被害額は約6,970万円との報告を受けております。

 対策に対する支援については、長崎県・熊本県・鹿児島県の3県で国へ要望書を提出されたところでございますが、その直後、農林水産大臣自らが雲仙市の養殖場を視察し、養殖業者との意見交換をされる等、国としても養殖漁業の存続を支援する姿勢を示していただきました。

 現在、シャトネラ・アンティーカ赤潮は、終息の兆しが見られる状況ではございますが、今後、市といたしましては、早急な対策を講ずるべく、国県と協議を進めて参る所存でございます。

【家畜伝染病口蹄疫防疫対策の状況について】
 去る4月20日に宮崎県において発生しました、家畜伝染病「口蹄疫」の発生件数は292件、ワクチンの接種を受けた家畜を含め、殺処分された家畜の頭数は約28万9千頭にも及ぶ甚大な被害となり、この家畜伝染病の恐ろしさを痛感させられたところでございます。

 市としましては、今回の口蹄疫の発生に伴い、雲仙市口蹄疫防疫対策本部を設置し、畜産関係車両の消毒、埋却候補地の確保、有事の際の職員動員体制の整備等を行ってまいりました。

 そうした中、宮崎県におきましては、去る8月27日に、口蹄疫終息宣言が行われ、また、長崎県境及び島原半島入口の幹線道路において、県・島原半島3市で実施していた消毒は8月26日をもって終了し、雲仙市が市内3か所で実施いたしました車輌消毒台数は、延べ3,164台となっております。併せて、市内の公共施設における消毒についても同日をもって終了し、また、立入り制限をかけていた施設についても、同日をもって制限の解除を行ったところでございます。

 約4カ月の長きに渡り消毒の実施を行なってまいりましたが、この間、市民皆様のご理解とご協力をいただいたことに心より感謝申し上げます。

 口蹄疫発生の影響で延期されていた家畜市場も7月10日には再開されており、幸い心配されていた子牛価格についても前回比100.2%と目立った価格の下落もありませんでした。

 今回の家畜伝染病を教訓に、今後も畜産農家との連携を密にし、畜産業の安定経営を目指して参ります。

【雲仙夢トライアル事業・雲仙市農商工連携事業について】
 雲仙夢トライアル事業につきましては、本年5月末まで募集を行いましたところ、3件の応募があり、去る7月7日に外部委員で構成する審査委員会において、事業計画の新規性、独創性、実現性、成長性等について審議いただいた結果、愛野町の宇山壽太郎様の事業計画の推薦を受け、8月4日に事業認定書第3号の授与式を執り行ったところでございます。

 今回、認定を行ないました宇山様の事業につきましては、現在、社会問題化しております「買い物難民」対策事業として、地域の買い物弱者である高齢者等への買物支援を行う事業でございます。

 また、去る8月2日には、平成21年度に認定いたしました南串山町の永吉二治様の入浴介護機器「多機能付き移動式簡易風呂」商標「楽楽湯」の完成披露式を行ったところでございます。

 永吉様におかれましては法人を設立され、雇用も生まれ、順調に事業展開をされていらっしゃいます。

 一方、農商工連携事業につきましては、地場産業の育成と活性化を目的とした平成22年度からの新規事業でございますが、5月末まで募集を行いましたところ、3件の応募がございました。

 去る7月21日に外部委員で構成する審査委員会において、事業計画の地域資源の活用、事業化の実現性、成長性等について審議いただいた結果、2事業の計画を推薦いただき、8月に事業認定を行ったところでございます。

 今回、認定を行ないました事業につきましては、地域資源を生かした実現性も高く、また、連携体の意欲も強く、地域への波及効果も見込まれるものと期待しているところでございます。

 市といたしましても、両事業を通じ認定団体等をバックアップし、事業成功のお手伝いをさせていただき、また、今後も事業を継続していくことで、地場産業の育成を図り、本市の産業活性化、雇用促進に繋げてまいりたいと存じます。

【一般国道389号(多比良地区)整備事業について】
 かねてより長崎県へ要望をいたしておりました一般国道389号多比良地区の整備につきましては、一般国道251号の多比良港入口交差点から県立国見高等学校までの区間、約1キロメートルが迂回ルートとして、本年度、事業採択がなされ、早速、8月3日に地域住民及び地権者を対象とした事業説明会が開催されました。

 市といたしましては、このルートの早期完成に向け、県と協力しながら事業の推進に取り組んでまいります。

【雲仙市都市計画マスタープランの策定について】
 平成20年度より取り組んでまいりました、都市計画法第18条の2の規定に基づく雲仙市都市計画マスタープランにつきましては、7月23日に策定委員会から雲仙市都市計画マスタープラン(案)のとりまとめ報告を受けました。

 マスタープラン(案)では、「市民アンケート、地域別ワークショップ及びパブリックコメントを行ない、市民の意向を反映したものになっていること、全体構想としては、都市づくりの目標、将来都市構造及び分野別都市整備の方針を明確にしていること、地域別構想では、地域生活行動圏を基本に市を3地域に区分し、各地域の特色を活かしたまちづくりの方針を定め、各地域が連携し雲仙市が一体となってまちづくりを目指す内容となっていること」などの報告を受けたところでございます。

 市といたしましては、この報告を受け、雲仙市都市計画審議会へお諮りし、去る8月4日に開催された第4回雲仙市都市計画審議会で承認の答申を戴きましたので、同日付けで雲仙市都市計画マスタープランを策定いたしました。

 策定後は、公表を行い、市民、企業と行政の協働によるまちづくりを推進すると共に、マスタープランの適切な管理・見直しを行いながら進めてまいります。

【第3回雲仙市民運動会開催について】
 去る6月29日に雲仙市民運動会実行委員会が発足し、隔年で開催しております「雲仙市民運動会」の開催内容等が決定いたしました。

 開催日時は10月17日、日曜日、午前9時から、愛野運動公園において開催されます。

 競技種目は、小学生リレー、中学生リレー、地区対抗リレーとともに、長崎龍馬伝や長崎がんばらんば国体にちなんだ競技など、多くの市民が気軽に無理なく参加できる種目が予定されておりますので、市民皆様の多くのご参加をお願いいたします。

【第69回国民体育大会雲仙市準備委員会設立について】
 平成26年に開催される「長崎がんばらんば国体」を4年後に控え、去る6月29日に「第69回国民体育大会雲仙市準備委員会」を設立いたしました。

 雲仙市においては、第69回国民体育大会長崎県準備委員会からサッカー競技(少年男子)、ボクシング競技の開催地に選定されておりますが、市民総参加の下、雲仙市の特性を活かすとともに、創意工夫を凝らし、雲仙市らしい魅力溢れる大会を目指して万全の体制を整えてまいりたいと考えております。

【各種スポーツ大会の結果について】
 7月24日(土曜日)から26日(月曜日)にかけて行なわれました、「平成22年度長崎県中学校総合体育大会」は、雲仙市からも、11競技、291名の中学生が参加し、個人種目では、陸上競技で、南串中学校の大久保広翼君が3年男子100メートルで、同じく南串中学校の渡部愛理さんが共通女子砲丸投げで、北串中学校の馬場美幸さんが共通女子走り高跳びで、それぞれ優勝を果たし、また、剣道の個人戦では、愛野中学校の七條貴哉君が3位入賞し、それぞれ九州大会出場を果たしております。九州大会では、馬場美幸さんが共通女子走り高跳びで見事3位に入賞いたしました。

 一方、団体種目では、愛野中学校男子剣道部が準優勝を果たし、大分県で行われた九州大会へ出場いたしました。

 さらに、去る7月31日から8月3日にかけて、南島原市有家総合運動公園グラウンドをメイン会場として行われました「第24回全日本小学生男子ソフトボール大会」において、小浜少年ソフトチームが見事準優勝を果たしました。

 全国の強豪48チームが集い、熱戦が繰り広げられた本大会に、県代表として初出場を果たした小浜少年ソフトチームは、初戦から快進撃を見せ、決勝戦は惜しくも敗れはしたものの、全国の大舞台で、日ごろの厳しい練習の成果を発揮し、すばらしい結果を残していただきました。

 また、市民のスポーツの祭典であります「第5回市民スポーツ大会」が、前期の7月31日、8月1日と、後期の8月22日、29日に分かれて、市内全域において盛大に開催されました。

 雲仙市体育協会主催で毎年開催されております本大会には、今年も20競技、56種目に、総勢約1,800名の選手が参加され、各チームとも勝利を目指して懸命に競技し、盛会のうちに終了したところでございます。

【雲仙市歴史資料館南串山及び国見展示館のオープンについて】
 国の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を活用し、雲仙市歴史資料館南串山展示館が、本年3月、南串山町門山地区に完成、その後、南串山史談会皆様のご支援のもと遺品等を整理し、去る7月6日、開館式典を行いました。

 旧馬場家に残された古文書、民具など江戸時代から代々受け継がれた貴重な資料の数々を展示しており、たくさんの方にご鑑賞いただき、身近に歴史を感じていただきたいと考えております。

 この度の開館に際し、多大なご尽力をいただきました関係各位に対しまして、厚くお礼申し上げます。

 また、国見展示館は、「重要伝統的建造物群保存地区」の国見町神代小路地区にあり、8月2日にオープン致しました。

 2棟ある展示館のうち、北側は旧神代村の村立中学校時代の校舎を修理・復元したもので、民俗資料の展示とともに、会議やイベント等でも利用することができます。

 一方、南側は、考古資料の展示室となっており、雲仙市内の遺跡で発掘された貴重な出土品を見学することができます。

 両展示館とも、本市の文化財の保存、活用に大きく寄与するものと期待するところであり、多くの皆さまのご来館をお待ちしております。

【Microsoft Office世界学生大会の結果について】
 最後に、新聞報道によりますと、本市瑞穂町出身で現在、長崎市内の専門学校に通われておられます岩里潤慈さんが、去る8月8日から10日にアメリカ・ユタ州で開催されましたパソコンソフトの処理能力を競う「Microsoft Office(マイクロソフト オフィス)世界学生大会2010」に日本代表として出場され、「エクセル」部門で見事世界4位に入賞するというすばらしい成績を収められております。

 この大会には、世界54カ国から延べ11万5千人のエントリーがあり、アメリカでの決勝戦には、21カ国から約50人の参加があっているようですが、まさに、快挙と言うべきものであり、岩里さんの今後、益々のご活躍を期待したいと思います。


 以上で先の市議会閉会後、これまでの主な事業の経過報告を終わらせていただきます。




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