昨日（8月2日）、長崎県知事が、県内で新型コロナウイルス感染症の感染者が急増していることを受けて、別紙のとおり、新型コロナウイルス感染症への対応に関する会見を行いました。
この会見は、国において、都道府県が社会に自粛などの協力要請を行うタイミングとして、それまでの1週間の新たな感染者数が人口10万あたり2.5人を超えた日を目安とするよう示しているところ、長崎県では4.5人になったことを受けて行われたものであり、県民の方一人一人の協力を切にお願いするものでした。
会見においては、感染拡大の要因として、
・感染者が存在するリスクが認識されていなかった
・手指消毒・検温などをせず、マスクも着用していない中でカラオケが使用された
・窓や扉が閉められ、換気が不十分な三密の状況であった
ことが見受けられるとして注意喚起がなされました。
また、説明の最後には、感染された方やそのご家族、感染者の対応にあたられている医療従事者の方等への偏見や誹謗中傷は厳に慎んでいただきたいという発言もなされております。
市民の皆様の健康と地域経済の観点から、感染拡大防止は非常に重要となります。市民の皆様におかれましては、会見の内容を踏まえ、「周囲に感染者が存在するリスクがあることを念頭に、十分な感染防止対策を講じていただくこと」、「常に自らの健康状態をチェックし、体調が悪いときは外出や出勤を避けていただくこと」を心がけていただき、新しい生活様式等の感染予防対策を再度徹底していただきますようお願い申し上げます。
令和2年8月3日
雲仙市長 金澤 秀三郎
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