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青年海外協力隊員(バヌアツ共和国) 野呂俊晴さんからのお便り
 平成22年6月から2年間、日本から遠く離れた南太平洋上に浮かぶ島国で、西にオーストラリア、北にソロモン諸島、東にフィジーが位置する「バヌアツ共和国」に、青年海外協力隊として活動している雲仙市愛野町出身の男性がいます。

 バヌアツのタフェア州で、体育隊員として活動されている野呂俊晴(のろ としてる)さんからお便りが届きましたのでご紹介します。


 バヌアツ共和国のタフェア州に僕は、現在体育隊員として派遣されています。タフェア州は9つのゾーンに分けられ、約70の小学校がありますが、現状として、体育の授業を行っている学校はありません。
 そして、僕は、このような現状を踏まえ「週1時間の体育の授業を現地教諭が行えるようになる」ことを2年間の最終的な活動目標に設定しています。
 目標達成のために、僕が日々行っている活動は、大きく以下の3つになります。


1. とにかく、体育の指導経験を積んでもらう
 現段階では、時間割にある体育の時間を指導書を用いながら、なんとかこなし、1秒でも多くの体育指導に関する経験を積んでもらいたいと思いながら州内の学校9校を巡回しています。教師が理解をしていくために、まずは、指導書に習って授業経験を積み、その後、彼らが得た経験をもとに、体育に関する知識を教えていかなければならないと考えています。


2. 教育省、州の教育事務所が教諭の現状を把握する
 体育科に関して、教育省、タフェア教育事務所が現状を把握するための始めの1歩として、現在、体育授業記録を義務化し、毎回の授業のトピック、授業実施時間を各教員に記録させています。
 1学期分記録後、校長→地域の指導主事→タフェア教育事務所→教育省という流れでそれぞれの立場で、簡易なレポートを作成し、教育省に報告するという形をとっています。


3. タフェア州におけるスポーツ大会の運営
 毎年7月にIPSS(Inter Primary School Sports)というスポーツ大会をタフェア体育委員会の先生方と運営しています。この大会は、子どもたちが運動やスポーツに触れる機会を提供し、日常的に子どもたちが運動やスポーツを楽しむ習慣を助長させることが目的です。
 また、バヌアツにおける体育科の基盤を広げるためにも、バヌアツにおける日常的な運動やスポーツを行う習慣は、必要不可欠なことであり、このような機会等を足掛かりにして、バヌアツにおける運動やスポーツの文化が発達してほしいと願っています。


 任期も残り半分となり、活動もようやくこれからが本番といったところです。教師たちのレベルは一体、今どれくらいだろう、彼らが踏むべき次のステップはいったい何なのだろう。と日々悩み、右往左往しながら活動しています。
 しかし、泣いても笑ってもあと1年、活動や生活を支えてくれる職場の仲間、各校の先生方、近所の方々への日々の感謝の気持ちを忘れずに、自分にできることを精一杯頑張っていきたいと思います。
タフェア体育委員会向けのワークショップ
タフェア体育委員会向けのワークショップ
現地教諭授業
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現地教諭授業
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〒859-1107 雲仙市吾妻町牛口名714番地

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