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 | 24.雲仙地獄地帯
雲仙市小浜町雲仙国道57号線
原生沼から旧八幡地獄、八幡地獄にかけて、岩石が白くなった地獄地帯が広がります。 現在、原生沼周辺では噴気活動はありませんが、珪化して白くなった岩石があることから、かつて噴気活動があったことが伺えます。 旧八幡地獄では、現在でもわずかながら噴気活動が認められますが、その荒地には植物が侵食し始めています。 八幡地獄は、現在最も活動の活発な地域で、その中でも東側の大叫喚地獄と呼ばれる場所が、最も激しく噴気活動をしています。 これらのことから、噴気活動は西から東に向かって活発であり、活動地域自体が西から東へ移動しているものと思われます。 |  |
雲仙を代表する観光名所である「雲仙地獄」。 硫黄の香りが立ち込め、地の底から噴き出す蒸気と熱気が、辺り一面を覆いつくす光景は、まさに地獄そのもの。 ここは、江戸時代にキリシタン殉教の舞台となったことでも知られ、殉教碑も建てられています。 また、雲仙地獄は大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの地獄からなり、さまざまな哀史や伝説が残されています。 現在は、遊歩道が整備されており、約30分ほどで地獄めぐりが楽しめます。その道中では、地獄の蒸気を使って蒸し上げる、名物の「温泉たまご」も販売されています。そのほか、地獄周辺に自生する国の天然記念物でもあるシロドウダンやシャシャンボ、ネジキなどの植物を観察することもできます。
 | 名物 温泉たまご
《格言》 1個食べたら、5年長生き 2個食べたら、10年長生き 3個食べたら、死ぬまで生きる |
○九州自然歩道も楽しめます。 ※詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
長崎県ホームページ 「九州自然歩道長崎県ルートA 古代と温泉に浸る」 (https://www.pref.nagasaki.jp/sizen/1sizenhodou/hodo2/hodo2idx.html)
長崎県ホームページ 「九州自然歩道長崎県ルートB お山雲仙を歩く」 (https://www.pref.nagasaki.jp/sizen/1sizenhodou/hodo3/hodo3idx.html)
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