令和4年4月から小児(5歳~11歳)新型コロナワクチン接種が始まります
小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化リスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象としたワクチン接種が進められることとなりました。
対象の方には、ワクチン接種に関する通知をお送りしますので、同封のワクチン説明書をよくお読みになり、予防接種のメリット(感染予防効果等)とデメリット(副反応)のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいたうえで、ご本人と保護者の方で、接種をするかどうかのご判断をお願いします。(接種を受けることは強制ではありません。)
●対象者
接種する日に満5歳~満11歳の雲仙市民の方
●使用するワクチン・回数
小児用ファイザーワクチン、3週間の間隔をあけて2回接種
※5歳~11歳の接種に使用するワクチンは小児用に製造されたもので、有効成分が12歳以上の3分の1であり、接種量は0.2mlで12歳以上の0.3mlより少なくなっています。
●接種会場・接種日
<個別接種:4月6日から> 医療機関名/接種時間
| 接種日程 |
---|
長田医院(瑞穂町)/午後4時~5時
| 毎週水曜・金曜 ※詳細な日程は予約時にご確認ください
|
<集団接種:4月16日から> 会場/時間 | 接種日程(1回目) | 接種日程(2回目)
|
---|
愛の夢未来センター/午後1時~4時30分 | 4月16日(土曜日) 4月23日(土曜日) | 5月7日(土曜日) 5月14日(土曜日)
|
●効果や副反応
- 効果については、海外での事例として、2回目接種後7日以降の発症予防効果は90.7%と報告されています(厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より)。
- 副反応については、12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が臨床試験で確認されており、殆どが軽度又は中等度であり回復しています。現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
【接種7日間に見られた様々な症状(1回目又は2回目のいずれか)】 発現割合 | 症状 |
---|
50%以上 | 接種部位の痛み、疲労 |
10~50% | 頭痛、注射した部位の発赤や腫れ、筋肉痛、悪寒 |
1~10% | 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
●予約方法
インターネット/ライン/電話(050-3733-5070)のいずれかで予約してください。

インターネット予約

ライン予約
●保護者が同伴できない場合
保護者が同伴できない場合は、お子さまの健康状態を普段から熟知する親族等で、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
委任状を事前に準備し、接種当日忘れずにお持ちください。
●参考資料
●厚生労働省ホームページ:新型コロナワクチンQ&A https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
(外部リンク)
●日本小児科学会ホームページ:5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方 http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404
(外部リンク)
●小児(5~11歳)に対する新型コロナワクチンの有効性、安全性等(第30回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)