平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、建物の中でけがをした人の約半数(46%)は家具の転倒、落下が原因だったという調査結果があり、地震対策には自宅で「自分の命を自分で守る」ため、家具の転倒防止が有効であることが注目されました。 近年、最大震度6強の地震も発生し、さらに南海トラフ地震や首都直下型地震など、いつ起きるか分からない巨大地震へ日頃から備えておくことは非常に重要です。 家具の転倒防止措置には、家具を金具等で壁に固定する方法等がありますが、特に賃貸住宅に住まわれる方々において、壁に穴を空け金具等で固定する方法をとることにより、退去時に原状回復義務が生じ得ること等を懸念される場合があります。 そこで、内閣府において別添のとおり、家具の転倒防止措置の重要性及び壁等に穴を空けなくてもいい家具の転倒防止措置を紹介する資料がとりまとめられましたので紹介いたします。
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