【Uターン】濱田 考博さん
【活動拠点】千々石町(東京からのUターン)
【活動内容】旅亭 半水盧
濱田孝博さん(千々石町在住 東京からのUターン)
大阪の調理師専門学校を卒業後、東京のホテルに就職。中国勤務なども経験し、2021年に実家がある千々石町に家族(妻、子ども2人(取材当時7歳と3歳))とともにUターン。現在は雲仙温泉にある旅亭半水盧に勤務。
移住するタイミングもよく妻の後押しも大きかった
妻の実家は愛知県で東京に身内はいなかったことと、両親の世話もしたいと思っていたところ、長女の小学校入学のタイミングにあわせて実家に帰ってはどうかと考えたのが移住のきっかけです。
東京にいたころから、妻と子どもだけで千々石の実家に帰ったりするほど私の両親との関係もよかったため、実家で両親との同居についても理解をしてくれました。妻の後押しは大きかったと思っていますし、子どもも抵抗することなく受け入れてくれました。
直接言われることはなかなかありませんが、両親も私が帰ってきて喜んでくれているみたいですし、子どもの世話もしてくれます。
家族で食べる朝食は幸せを感じる時間
地元に帰ってきて一番良かったと思うことは、家族と過ごす時間が増えたことです。中国勤務の2年間は単身赴任でしたし、仕事も忙しく平日は子どもと会えないような生活でした。今では休みも週2日ありますし、家族で一緒に食べる朝ごはんは幸せを感じます。満員電車での通勤から解放されたのもいいですね。
地元は空気がきれいで環境がよく、自然の中で子育てができると思います。休日は子どもを連れてよく近くの公園に出かけていますが、コロナが収まったらもっといろんなところに連れていきたいです。地元の友達ともなかなか会えていないので飲み会なんかしたいですね。
長女も順調に小学校に通っていますし、移住して1年くらいですが、近所の方たちもよく声をかけてくださるので、子どもは2人とも方言を話すようになりました(笑)
職場も地元出身者が多くいい雰囲気ですし、地元の新鮮な食材を多く扱っていますので、調理をするのにもやりがいがあります。今はコロナの影響でお客様が少ないですが、早く収まり、たくさんの方に来ていただきたいです。