【Iターン】田中 祐美さん
【活動拠点】雲仙市内全域
【活動内容】雲仙市地域おこし協力隊(農村活性化支援員)※雲仙市農林課配属
田中さん(小浜町在住 福岡県からのIターン)
福岡県出身。2023年に福岡県から雲仙市小浜町に移住。同年より雲仙市地域おこし協力隊員として活動中。
子育てが終わったタイミングでの移住
短期大学を卒業後、沖縄県で就職。その後、東京都や長崎市に住み、雲仙市へ移住する前は仕事の関係で福岡県で生活していました。
親戚が雲仙市に住んでいたこともあり、以前から訪れることが多く、移住するなら『雲仙市』と思っていました。
移住する際に、雲仙市の空き家バンクで住みたい物件を探し続け、良い空き家に出会うまでに約3年かかりました。
雲仙市職員や農業委員会のサポート
福岡県で開催された移住相談会に参加し、雲仙市職員と相談しました。後日、日程調整し、空き家の現地案内をしていただきました。
移住相談会は県内各市町が参加されているため、他市町の話を聞き、比較し検討することが出来ました。
空き家を購入する際の仲介手数料補助金とリフォームの補助金を活用しました。水回りは使いやすさを考え、お金がかかっても綺麗に修繕しました。
市農業委員会・農業委員さんに相談し、農林課の中間管理機構を通して自宅近くの農地を借りることができました。無農薬、無肥料、不耕起の『自然農』で小さな農業を開始しました。
まずは自分で食べれるものをと思い、野菜を中心に作っています。
育ててみると、農家さんの苦労や想いが分かるようになり、ありがたみを感じています
地域おこし協力隊での活動
地域おこし協力隊でのミッションは、農村活性化支援員として、情報発信やイベントを企画しています。
『小さな農業』や営利目的でなくていいので、農業に触れる機会や人をを増やしていきたいです。
雲仙市内には面白い農家さんが多く、楽しく仕事しています。
地域との交流や支え合い
自治会活動も参加しており、近所の方と話す機会も増えました。
地域の中の当たり前と自分の中での当たり前とのギャップを摺り寄せていく必要があると感じています。
地域の人との交流はすごく大事で、支え合えているのを感じています。ゴミの出し方でもアドバイスを下さったりして助かっています。
夫は近くのジャガイモ農家さんでアルバイトをしており、商品になりにくいものやサイズが小さいものをわけて頂くこともあります。
私が思う“雲仙市の魅力”
雲仙市は農業が盛んな地域で、新鮮な野菜が手に入ることです。
また、温泉が近くにあり、日帰り温泉も多く、日常で楽しめることはすごく良いなと思っています。
海と山の距離が近く、海も楽しみながら山も見れて、毎日楽しい生活を送れています。
移住を検討されている方に一言お願いいたします。
移住相談会で他の自治体の話を聞き、地域性などを比較し移住する場所を決めていった方がいいと思います。
移住相談会はおススメです。
また、物件探しは市空き家バンクや不動産HP等で色々見て、少しでもいいなと思ったら、現地に行くことが一番大事だと思います。