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平成21年第3回定例議会 市長報告

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【雲仙市から県への要望・提案書の提出について】

 去る7月28日、市議会から酒井議長を始め、元村副議長及び各常任委員会委員長のご同行を頂き、市長並びに市議会議長の連名で「長崎県への施策に関する要望・提案書」を知事に提出いたしました。

 今後とも、議会の皆様との連携・協力のもと、国・県への要望活動をはじめ、「提案する市政」を目指して積極的に提案を行ってまいりたいと存じます。


【日韓姉妹都市青少年交流事業について】

 日韓姉妹都市青少年交流事業につきましては、今回、本市の小浜高校と韓国求礼郡の求礼高校及び全南(ぜんなん)自然科学高校(旧求礼農業高校)の生徒が7月27日から8月12日までの日程で相互訪問を行い、異国でのホームステイ体験や、東京で開催されました「日韓姉妹都市交流ユースカップ」と銘打ったサッカー大会及び交流を通じて感じたことを発表するプレゼンテーション・コンテストに参加するとともに、他の地域から参加した高校生とも交流を深めてまいりました。

 この事業により、両都市の高校生同士の友情が育まれ、日韓友好の懸け橋として、今後の日韓姉妹都市青少年交流の更なる促進に貢献するとともに、本市と求礼郡の友好関係がますます強固になるものと期待しております。


【国見、瑞穂、南串山地域乗合タクシー運行実証実験について】

 去る8月1日から、国見、瑞穂、南串山の3地域におきまして、乗合タクシー運行実証実験を行っております。

 この運行実証実験は、昨年3月に策定いたしました雲仙市地域公共交通総合連携計画に基づく取り組みの一つであり、公共交通空白地域と既存の公共交通や地域内の公共施設、商業施設、医療機関等を連結させ、新しい公共交通としての有効性や可能性を検証することを第一の目的として実施するものであります。

 10月までの3ヶ月間という期間限定ではございますが、雲仙市における持続可能な交通体系の構築に向け、取り組んでおりますので、地域の皆様や事業者、関係機関の皆様のご利用、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。


【平成21年上半期の雲仙市宿泊者動向について】

 平成21年1月から6月までの上半期における宿泊者動向については、第2回定例会でもご報告いたしましたとおり、昨年後半からの世界的な金融危機や経済不況の影響をまともに受けたうえ、5月からの「新型インフルエンザ」に伴う修学旅行のキャンセルや個人の旅行取り止めなど、正に試練の嵐でございます。

 そのような中、平成21年1月から6月までの半年間の雲仙市への宿泊客の動きは、『入湯税からみる雲仙・小浜温泉宿泊者動向』によりますと、最終数値ではございませんが、宿泊者が約278,300人で、対前年同期比90.6%となっております。具体的には、小浜温泉が88,000人で、対前年同期比98.0%、雲仙温泉が190,300人で、同じく87.5%となっているところでございます。

 ただ、県内の他の観光地が軒並み対前年同期比75%から85%で推移している中で、特筆すべきことは、小浜温泉の5月及び6月が、「新型インフルエンザ」の影響が全国的に出始めた時期にもかかわらず、対前年同月比108%及び114%と、共に大きく前年をオーバーした事でございます。これは地元住民の皆さんが、長い間、心をひとつにされ、自分たちでまちおこしや観光客誘致に取り組んでこられた成果が現れてきているものであると確信いたしております。

 市といたしましても、地元の方々と一緒になって、小浜温泉や雲仙温泉への宿泊者の増加を目指し、支援していく所存でございます。


【雲仙国立公園指定75周年記念事業について】

 雲仙国立公園75周年記念事業実行委員会の主催により、この夏、2つの記念事業が実施されました。

 去る8月25日の夜には、雲仙青年観光会や自然公園財団雲仙支部のご協力をいただき、仁田峠第1展望台において「星空観察会」が実施され、抽選で選ばれた120名の方々が、専門家の解説を聞きながら、澄みきった夜空に浮かぶ星を満喫されたとの報告を受けております。

 また、翌8月26日から本日28日までの3日間、テレビ番組『のだめカンタービレ』のロケ地として、一躍、脚光を浴びました「洗足(せんぞく)学園音楽大学」の大学院生により、雲仙温泉において「森のコンサート」やホテルロビーを利用した「ロビーコンサート」が実施されております。

 初日の26日には、「はだしで遊ぼう雲仙」にも特別出演をしていただき、雲仙の大自然とマッチした音楽の調べは、当日、参加された市内外のお客様に、改めて雲仙の良さを認識していただくことができたものと思っており、加えて、短い時間の中で、地元中学校吹奏楽部に対しましては、音楽指導もしていただきました。

 雲仙国立公園指定75周年記念事業は、本年末をもって終了いたしますが、残りの4ヶ月間、実行委員会を中心に、色々な企画に取り組まれ、観光客の増加につなげていただきたいと考えております。


【九州ご当地グルメコンテストについて】

 去る7月25日、九州各県の名物グルメが一堂に集い、人気ナンバーワンを決める「第1回九州ご当地グルメコンテスト」が、小浜マリーナにおいて開催されました。

 今回の企画は、大手飲料メーカーのアサヒビールとJTB九州の協力により、その栄えある第1回目を、我が雲仙市で開催していただいたものであります。

 当日は、あいにくの雨となり午後からの開催となりましたが、約5,000名の市民や観光客の皆様にご来場いただき、思い思いのグルメを求めて列をつくるなど、大変活気のあるグルメコンテストになりました。

 残念ながら、翌26日は大雨のため、やむなく中止となりましたが、今後も、このような大手民間企業との協力関係を構築して、地元産品の消費拡大が図れるイベントの誘致活動に力を注いでまいります。

 特に今回のグルメコンテストには、地元の皆様はもとより、雲仙市商工会、雲仙市婦人会、雲仙青年観光会、小浜青年交友会、雲仙市認定農業者及び小浜高校の生徒さんなど、沢山の皆様のご協力を賜りましたことを、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


【雲仙ブランド推進事業について】

 雲仙ブランド推進事業につきましては、今年度、特に流通販路拡大をメインに取り組んでおります。

 去る7月10日には、県物産流通推進本部の紹介で、イトーヨーカ堂本社食品事業部の社員の方が雲仙市を訪問され、雲仙市内8生産業者の方と直接、商談会を行いました。

 限られた時間の中での商品説明と質疑応答ではありましたが、イトーヨーカ堂側からは『物産展には良いが、常設となると難しい』、『包装やパッケージにアイディアや工夫が不足している』などの厳しい指摘もあり、生産者にとりまして、今後の参考になったものと考えております。

 この商談会につきましては、この秋にも再度、開催していただくよう、現在、交渉を行っており、今後、年に数回の商談会ができるよう取り組んでまいります。


【入札・契約情報について】

 入札・契約情報につきましては、市民の皆様や事業者の方々に公共工事に関わるタイムリーな情報を提供するとともに、市民の皆様にはより分かり易く、また事業者の方におきましては入札・契約に関わる手続きが明確に判断できるよう、8月1日にホームページのリニューアルを行いました。

 また、雲仙市入札監視委員会から提言がなされております入札事務の効率化につきましても、9月1日以降に公告する制限付一般競争入札におきましては、これまで、窓口で配布いたしておりました設計図書等について、インターネットを活用し企業が関係書類を入手できるようにいたします。

 今後も、入札・契約事務につきましては、引き続き改善に努めてまいりたいと存じます。


【工事成績評定制度について】

 本市におきましては、市発注工事の品質確保や施工体制の適正化を目的として、本年4月から工事検査室を新設するとともに、当初設計金額が500万円以上の工事について、工事成績評定制度を導入いたしました。

 本制度は現在試行中でございますが、建設企業や職員の理解を深めて頂くため、評価項目や評価方法について、本年7月に職員説明会及び業者説明会を開催したところでございます。

 今後は、早期の本格導入に向けて職員の現場研修等を行い、技術力の向上を図るとともに、更なる取り組みを進め、市民の安全安心の確保や財産の保全に努めてまいります。


【新型インフルエンザ対策の取り組みについて】

 新型インフルエンザに対する取組みにつきましては、去る4月28日に世界保健機関が新型インフルエンザの発生を発表して以来、関係機関等に御協力をいただき対応を進めているところでございます。

 日本国内の感染につきましては、5月に国内初の感染者が確認されて以降、全国に拡大し、学校やイベント参加者において、集団感染が複数発生するなど、感染者数は増え続けております。また、本県におきましても、6月16日に初の感染者が確認されてからは、断続的に患者が発生している状況でございます。

 こうした中、国は6月19日に新型インフルエンザに関する「運用指針」の改訂を行い、対策の重点を「感染の封じ込めと拡大防止」から「患者の急激で大規模な増加の抑制緩和」及び「重症患者の救命を最優先とする医療体制の整備」へと移行したところでございます。

 これを受け、長崎県におきましても、医療体制の見直しを行い、7月18日から、すべての医療機関において、通常の季節性インフルエンザと同様に、新型インフルエンザの診察、治療が行われております。

 本市におきましても、秋以降の流行が心配されることから、本年4月に作成しております「雲仙市新型インフルエンザ対策行動計画」に加え、発生時に関係各課が連携して発生段階に応じた適切な対策を速やかに実施できるよう「新型インフルエンザ対応マニュアル」を策定するとともに、新型インフルエンザが発生した際の各課の問題点、課題等への対応をまとめ、健康被害とともに社会的・経済的被害を最小限に止めるための対策を図ってまいります。

 また、秋には、市民の皆様を対象にした新型インフルエンザの講習会を実施し、感染予防対策に対する理解をより一層深めてまいります。


【市役所における精神障害者職場体験実習について】

 去る7月21日から7月31日までと8月3日から14日までの2回に亘り、精神障害者の職場体験実習を実施いたしました。

 今回の実習は、職員が精神に障がいのある人に対する理解を深め、障がいのある・なしに関わらず働きやすい職場環境づくりに努めることを学ぶとともに、実習生におきましては、一般就労を体験することにより、対人関係のとり方及び自己の体調管理や生活面の安定に向けた課題を認識し、実習を最後までやり遂げることにより、自信をつけてもらう機会として実施いたしたものでございます。

 実習開始当初は、受け入れのための事前研修を行ったものの、仕事をお願いする側の職員が構えてしまい、気を使いすぎることもありましたが、日を追うごとに、自然体で接することができ、お願いした業務に黙々と取り組む姿勢を見て関心したとの報告を受けております。

 また、実習生の方々も周りの職員から自然に接してもらうことで、自己肯定感が高まるとともに、「自分も人の役に立てているんだ」という自信につながり、表情が生き生きとしてきたと聞き及んでおります。

 今回の体験実習を通じ、障害があっても適切な支援があれば仕事ができる方もいらっしゃるということを実感しているところであり、障害福祉計画の基本理念であります「障がいのある人もない人も自分らしくいきいきと輝いて暮らせるまちづくり」を目指し、今後も市役所内から啓発・啓蒙活動を推進してまいりたいと存じます。


【災害時要援護者避難支援訓練の実施について】

 ご承知のとおり、本市では自然災害において、災害犠牲者となりやすい災害時要援護者の方々を守るため、「雲仙市災害時要援護者避難支援計画」及びこの計画と連携する災害福祉マップ「地域ささえ愛マップ」を作成し、自治会長を始め、民生委員児童委員や消防団など関係機関へ配付いたしております。

 災害時における避難については、自助・共助が基本とされ、計画では、地域での支援及び協力をお願いしているところでありますが、特に共助につきましては、要支援対象者がおられる自治会におきまして、「地域支援班」の整備にご協力いただいているところでございます。

 今後計画の実効性を確保するためには、市民の皆様への計画の主旨の理解を深めていただくことが重要であり、本年度から計画に基づく避難支援訓練をモデル的に各地域で実施することとしております。

 今年度は、災害想定を台風、集中豪雨として災害発生前の事前の避難支援訓練を行っていただくこととし、各地域の自治会と打合せを行い、これまで7月10日に南串山地区、7月19日に千々石地区、8月23日に吾妻地区において実施してまいりました。

 実施いたしました内容は、雲仙市地域包括支援センター及び消防署のご協力、ご指導をいただき、要支援対象者の状態に応じた避難支援と、車イス使用者の支援方法、救急時の応急手当や応急救助方法となっており、参加いただいた皆さんには熱心に取り組んでいただきました。

 避難支援等への積極的参加や避難時に必要な支援をスムーズに行えるよう、今後も避難支援訓練の実施に努め、要支援対象者の方々の更なる安心・安全の向上を図ってまいりたいと考えております。

 なお、まだ実施していない地域におきましても、今後の実施に向け、自治会と協議いたしているところでございます。


【橘湾における有害生物及び赤潮被害対策について】

 橘湾におきまして、本年3月頃からヒトデが大量に発生し、漁船等の航行や底引き網を中心とした漁業者が大きな被害を受けております。

 本市といたしましては、5月29日以降、県や諫早市並びに関係する漁協とともに、ヒトデ被害対策に関する協議を重ね、7月から関係する漁協により実施されております駆除作業に対し、支援を行うこととしております。

 現在、約40t捕獲しておりますが、さらに作業を継続していく必要があるとの報告を受けております。

 また、同じ橘湾で「シャットネラ・アンティーカ」という植物性プランクトンの発生による赤潮により、7月28日に南串山町で2~3年ものの養殖ハマチのへい死が確認され、その後、小浜町や千々石町においても養殖ハマチのへい死が確認されました。

 今回の赤潮は、長雨による影響で陸から海へ栄養分が流れ込み、植物性プランクトンが異常繁殖したことが原因と見られております。

 今回の赤潮による雲仙市内の被害状況といたしましては、13の経営体で養殖されておりました、ハマチ、マダイ及びトラフグで合計約18万1千尾、被害額は約2億7千万円に達していると見込んでおります。

 なお、これまでの大量のへい死魚につきましては、県のご支援及び関係機関の協力によりまして搬送・処理が完了したところでございます。

 市といたしましては、8月3日に「雲仙市赤潮被害対策本部」を設置し、へい死魚の処理対策を、また、へい死魚の処理がある程度落ち着きました8月12日には、南島原市赤潮被害対策本部と共に今後の養殖漁業経営の存続に対する支援を長崎県水産部長に要望いたしたところでありますが、昨日、県より中間育成魚購入について、一部助成を行う予定であるとの連絡をいただきましたので、市といたしましても、一刻も早い経営の再建がなされるよう県や漁協と連携しながら、支援をするため、関係予算を追加上程させていただきたいと考えております。


【雲仙夢トライアル事業について】

 雲仙夢トライアル事業につきましては、平成21年5月末まで募集を行いましたところ、2件の応募がございました。

 去る7月9日に外部委員で構成する審査委員会において、事業計画の新規性、独創性、実現性、成長性等について審議いただいた結果、南串山町の永吉(ながよし)二(つぎ)治(はる)様の事業計画の推薦を受け、7月21日に事業認定書第2号の授与式を執り行ったところでございます。

 今回、認定を行ないました永吉様の事業につきましては、今までにない介護機器で、簡易ベット、車イス、浴槽へと自在に形が変化し、1台で3役をこなす入浴介護機器「多機能付き移動式簡易風呂」を考案されたものでございます。

 永吉様が考案したこの介護機器は、既に特許を取得されており、今後の実用化に向け、製作・販売を行い、雲仙市から新しい技術を全国に発信していくことを目指されております。

 市といたしましても、本事業を通じ事業者をバックアップし、事業成功のお手伝いをさせていただく所存でございます。

 今後も本事業を継続していくことで、新事業・新産業の育成を図り、雲仙市の産業活性化、雇用促進に繋げてまいりたいと存じます。


【雲仙市都市計画マスタープラン策定業務について】

 昨年度と本年度の2ヵ年で策定を進めております、雲仙市都市計画マスタープランは、市の総合計画及び県の都市計画区域マスタープランに即し、雲仙市の将来都市構造を展望した都市計画に関する基本的な方針を定めるものでございます。

 このマスタープラン策定にあたりましては、行政と市民と一体となったまちづくりを目指すため、昨年度は市民アンケート調査を実施し、本年度は地域別構想の策定に向けて、6月から8月にかけてワークショップを開催し、市民の皆様のご意向やご意見を直接お伺いしたところでございます。

 また、市民の代表、有識者及び市関係部署で構成する策定委員会並びに職員で構成する検討委員会において、十分な協議を行ない、アンケート調査の結果やワークショップでのご意見等をマスタープランへ反映させてまいりたいと考えております。

 これらの経過報告等につきましては、市広報紙、ホームページに掲載し、市民の皆様への周知と意見を求めながら開かれたプラン策定を目指すとともに、策定後は都市計画マスタープランの概要版を市内全世帯へ配布いたしまして、市民の皆様と一体となったまちづくりを進めてまいります。


【雲仙市指定金融機関の選定について】

 雲仙市の指定金融機関であります十八銀行が経営の見直しに伴い、各総合支所への派出を廃止されることになり、契約内容の変更になることから、市といたしましては、去る7月10日に、雲仙市指定金融機関選定委員会を開催し、指定金融機関の選定について、ご協議をお願いいたしました。

 選定委員会では、経営状況、地域貢献度、取引条件及び職員の不正防止策等の調査内容をもとに検討された結果、現段階での財務の安全性、指定金融機関としての取引条件等について総合的に考慮された結果、「現在の指定金融機関である十八銀行を変更する理由は見当たらず、継続して指定するのが妥当」との意見で一致したとの報告を受けたところでございます。

 また、指定期間につきましては、各金融機関とも経営努力がなされており、その推移を見極める必要性があること及び取引条件の有利性の確保等を考慮し、2年の契約が妥当という結論とともに、契約期間内にあっても取引条件が悪化した場合には、指定金融機関の見直しも必要なこと、併せて、市有財産の保全管理の面から、今後も金融機関の経営状況等の掌握について一層の努力をされたい旨の付帯意見もいただいております。

 市といたしましても、この報告を真摯に受けとめ、十八銀行を継続して指定金融機関にすることに決定した次第でございます。


【平成21年度全国中学校総合体育大会での活躍について】

 今月中旬から下旬にかけて、九州地区を主会場として開催された「全国中学校体育大会」に、雲仙市から、南串中学校男子バレー部、小浜中学校女子卓球部の2団体を始め、剣道女子個人に国見中学校2年の山本(やまもと) 杏里(あんり)さん、柔道男子個人に吾妻中学校3年の藤田(ふじた) 道大(みちお)くん、柔道女子個人に同じく吾妻中学校3年の永田(ながた) 央(ちか)さんの3人が、それぞれ長崎県代表として出場されました。

 全国大会では、剣道女子個人の山本(やまもと) 杏里(あんり)さんがベスト8入りを果たし、また、その他の個人・団体も上位進出はなりませんでしたが、精一杯健闘されたと伺っており、今後の活躍が大いに期待されるところでございます。


 最後に、去る8月23日、島原半島ジオパークが国内第1号となる「世界ジオパーク」への加盟決定という、大変うれしいニュースが飛び込んできました。

 ご案内のとおり、島原半島ジオパークは、昨年第1号の日本ジオパークに認定され、世界ジオパークネットワークに加盟すべく申請をしていたところでありますが、8月14日から17日までの4日間、世界ジオパークネットワークより派遣された審査員による現地審査を経て、8月22日に中国・山東省で開かれました審査会議で加盟が決定し、翌23日、正式にその連絡を受けたところでございます。

 世界ジオパークに加盟するということは、火山や地質だけでなく、環境や自然保護等の面でも島原半島の魅力を認めていただいたことになり、今後、世界中から多くの方々が訪れていただけるものと考えております。

 市といたしましては、この世界ジオパークへの加盟を契機として、さらに半島3市一体となって、案内看板やパンフレット等の整備、あるいはガイド養成などに取り組むとともに、地域の財産であるジオパークを積極的に活用し、今後の市の観光振興や地域活性化に繋げてまいる所存であります。


 以上で先の市議会閉会後、これまでの主な動きの経過報告を終わらせていただきます。

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