雲仙・普賢岳直轄砂防事業完成式が水無川1号砂防堰堤で開催され、地元住民や消防団に加え国会議員、県会議員、県知事など多くの関係者が出席され、松尾議長も出席しました。
この式典は、43人の死者・行方不明者が出た平成3年6月3日の雲仙・普賢岳大火砕流後、土砂災害対策を実施してきた国の直轄砂防事業が昨年完了し、コロナ禍の影響により1年延期されて開催されたものです。
本事業は平成5年4月に開始され、雨によって発生する土石流被害を軽減するため、28年をかけ、火砕流や土石流で荒廃した水無川、中尾川、湯江川に計95基の砂防施設を整備したもので、総事業費は約1,950億円となります。