新春を迎え、昨日(1月4日)、長崎県知事が別紙のとおり、会見を行い、新型コロナウイルス感染症に関する直近の県内の感染状況や入院医療の状況について報告等を行っております。
会見では、知事から、
・初発事例では、依然、帰省を始めとする県外由来の感染事例が多いが、感染経路が不明な事例が増加し、 家庭内や職場内等でも感染が広がりつつある状況であること ・これ以上の感染拡大が続けば、入院延期等、一般診療患者に必要な医療の提供に支障が出る可能性があること
についての説明をなされたうえで、県民・事業者の皆様へ、以下の点について、お願いがなされておりますので、市民の皆様におかれましては、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
・人との接触の機会を極力減らすこと (外出については感染リスクを踏まえて慎重に判断する(必要な場合にも長時間の接触は避ける)こと、在宅勤務やオンライン会議の推進、人が多く集まるイベント開催の再検討など) ・県外から戻った方は、より慎重な対応をすること
県によれば、県内における感染者の増加に伴い、感染者や医療従事者に対する差別や誹謗中傷が多くなってきているとのことです。不確かな情報を基にした情報の拡散や、感染者、家族等に対する誹謗中傷などは厳に慎んでくださいますようお願いいたします。
また、市内においても昨年末から感染者の確認が続いており、昨日も市内13例目となる感染者が確認されております。県内では、重症化するケースもあるとのことですので、発熱や息苦しさ、味覚・嗅覚障害など、体調に不安を感じた場合は、命を優先する行動として、「かかりつけ医」や「最寄りの診療所」、それがない場合は「受診相談センター(TEL:0120-409-745)」に早期にご相談ください。
市といたしましても、市民の皆様の不安を少しでも解消できるよう、適切な情報提供と感染症拡大防止対策の周知啓発に引き続き、全力で取り組んでまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
令和3年1月5日 雲仙市長 金澤 秀三郎
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