【雲仙市市制施行10周年記念式典について】 10月11日、雲仙市市制施行10周年記念式典を開催し、功績顕著な方々に対しまして、雲仙市表彰並びに市制施行10周年の記念表彰を行いました。 式典には、地元選出の加藤衆議院議員、金子参議院議員、古賀参議院議員及び長崎県知事をはじめ多数のご来賓の皆様、市議会議員の皆様、また、多くの市民の皆様にご臨席賜りました。誠にありがとうございました。 また、このように記念すべき10周年の節目を迎えることができましたことは、ご臨席いただきました皆様方をはじめ、市民お一人おひとりの並々ならぬご支援、ご尽力の賜物であり、重ねて感謝申し上げる次第でございます。 平成17年10月11日に7つの町が合併し、新しい一つの市として雲仙市が誕生いたしました。 雲仙市誕生に際しましては、旧町の町長、議会議員、合併協議に係わっていただきました各界の皆様が心を一つにし、心を砕いて地域の将来がいかにあるべきかを真剣にご協議いただきました。改めて感謝申し上げます。 そして、これまでの10年間の歩みをしっかりと踏まえ、肥沃な大地と輝く海、素晴らしい景観や温泉、歴史・文化といった本市の強みを活かしながら、市民の皆様に住んで良かったと喜んで頂ける雲仙市の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
【第5回雲仙市民大運動会について】 10月12日、愛野運動公園におきまして、雲仙市市制施行10周年記念事業として「第5回雲仙市民大運動会」を開催いたしました。 当日は天候にも恵まれ、市内全域から、選手・競技役員約2,700人をはじめ、大変多くの皆様にご参加いただき、様々な競技種目やアトラクションを存分に楽しんでいただいたものと存じます。 これまでにない多くの参加者であったとの報告を受け、市制施行10周年の記念事業として、市民相互の交流と親睦に大きな成果があったものと思っております。 今後も引き続き、スポーツを通して、市の一体感の醸成に繋げてまいります。
【小浜中学校吹奏楽部 金賞受賞について】 11月22日に大阪市で開催されました「第28回全日本マーチングコンテスト」に、九州代表として出場した小浜中学校吹奏楽部の皆様が、見事、「金賞」を受賞いたしました。 小浜中学校吹奏楽部の皆様は、今大会で連続12回の全国大会出場という偉業と併せて、「全国大会10年連続の金賞受賞」という輝かしい成績を収められました。 このことは、部員皆様の日頃の練習や努力の成果と、指導者をはじめ保護者や関係者の熱意の賜物であると思っております。 市民の皆様と共に心からお祝い申し上げます。
【県内最高齢者について】 雲仙市では笑顔いっぱいの健康と福祉づくりを総合計画の基本方針のひとつに掲げ取り組んでおりますが、小浜町在住の、109歳の松永春代様が県内最高齢者となられました。 大変おめでたいことであり、松永様におかれましては、これからもお元気に長生きされ、幸せに過ごされますようお祈りするとともに、市といたしましても、市民一人ひとりが安心して暮らせる健康と福祉のまちづくりに取り組んでまいります。
【「第28回全国健康福祉祭やまぐち大会」及び「第15回全国障害者スポーツ大会」について】 10月17日から20日までの4日間、山口県において開催されました「第28回全国健康福祉祭やまぐち大会」の長崎県代表として、愛野町の佐藤久美子様がマラソン種目に、国見町の塩田貞祐様がサッカー種目にそれぞれ出場され、優秀な成績を収められました。 また、10月24日から26日の3日間、和歌山県において開催されました「第15回全国障害者スポーツ大会」に、南串山町の山本亜美様が陸上競技種目のソフトボール投に出場され、見事優勝されました。 佐藤様、塩田様、山本様の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
【第14回全日本ホルスタイン共進会について】 10月23日から26日までの4日間、北海道において、乳用牛の資質向上と改良増殖の推進を目的とした「第14回全日本ホルスタイン共進会」が開催され、雲仙市から県代表として出品された瑞穂町の宮本貞治郎様の出品牛が第6部で2等賞を、また、国見町の掘越弘毅様の出品牛が第11部で県内初となる1等賞を受賞されております。 今回の受賞に対しお祝い申し上げますとともに、これからも地域に根ざした長崎県下トップの酪農家として、ご活躍を期待いたしております。
【平成27年度長崎県和牛共進会について】 10月29日、県南家畜市場において、「平成27年度長崎県和牛共進会」が開催されました。 本大会は、平成29年開催予定の「第11回全国和牛能力共進会宮城県大会」を見据えたものであり、これまでの改良の状況を検証する場として、県内各地域を代表する45頭の繁殖雌牛が一堂に会し、雲仙市からは県南地域を代表し4頭が出品されました。 成績は、若雌の1の部で千々石町の荒木正司様の出品牛が優等賞、若雌の2の部で吾妻町の故本多利久様の出品牛が1等賞、同吾妻町の平林雅文様の出品牛が2等賞、繁殖雌牛群の部で瑞穂町の田中茂様の出品牛が1等賞という素晴らしい成績を収められました。 今回の受賞に対しお祝い申し上げますとともに、今後益々の和牛繁殖牛の振興に繋がることをご期待します。
【平成27年度ながさき農林業大賞の受賞について】 平成27年度ながさき農林業大賞につきましては、野菜部門において吾妻町の本多幸成様・悦子様ご夫妻が、林産部門において国見町の森瀬忠明様がそれぞれ「長崎県知事賞」を、農産加工部門において農事組合法人吾妻農産加工組合様が「運営委員会長賞」を受賞されました。 今回の受賞は、地域の特性を活かした先進的な農林業を展開され、成果を上げられていることに対し高い評価を受けたものであり、本市の農林水産業の振興に繋がるものと考えております。
【大都市圏における観光物産展の開催について】 10月23日から29日までの7日間、東京スカイツリーにあります全国観光PRコーナーにおきまして、「雲仙市観光展」を開催し、観光PR映像の放映やパンフレット等の配布を行いました。 また、10月28日から11月3日までの7日間、東京都庁にあります全国観光PRコーナーにおきまして、「雲仙市観光物産展」を開催いたしました。 今回で4回目となる観光物産展には、市内から4社が出展され、蒲鉾やちくわなどの練り製品、カステラ等の菓子類、長崎県内で水揚げされた海産物及びちゃんぽん等の販売を行い、雲仙ふるさと大使の城谷護様にも、会場で腹話術を披露していただき、本市のPRにご協力いただきました。 また、物産展の開催に併せ、初日から3日間、都庁職員食堂において、雲仙ブランド認定商品であります「雲仙ハマチ」や「雲仙こぶ高菜」、「雲仙あかね豚」、「ゆでじゃが」のほか、「雲仙ハム」などを使用した3種類の特別メニューを提供していただき、大変好評であったとの報告を受けております。 大都市圏における観光物産展の開催につきましては、本市の観光情報や特産品の魅力を直接、多くの方々に発信できる絶好の機会であるため、今後も引き続き、地元事業者と連携し、積極的にPRを図ってまいります。
【市長トップセールスについて】 11月11日、東京都中央卸売市場大田市場花き部におきまして、雲仙匠の菊生産組合役員の皆様とご一緒させていただき、「雲仙匠の菊」の販売促進に向けたセールスを行いました。 午前7時の競り開始前に、雲仙市の状況及び雲仙匠の菊についてPRする機会をいただき、また、市場において卸売業者の方々と年末に向けた販売会議を行ったところでございます。 今後も、雲仙市内の様々な品目の販売促進に対して効果的なトップセールスが実施できますよう、生産者及び関係者の皆様と協議・連携し、積極的に取り組んでまいります。
【雲仙市ヘルプカードの配布について】 障がいのある人など援助を必要とする人が、いざと言う時に必要な支援や配慮を周囲の人に伝えるための意思表示カードであります「ヘルプカード」を、10月1日から市役所各庁舎において配布を開始いたしました。 障害のある人はもとより、市民の皆様及び関係機関や各種団体に対し、ヘルプカードの周知等に努め、障がいのある人や援助を必要とする人の安心につなげ、共に助け合い、誰もが安心して住み続けることができる地域社会づくりを進めてまいります。
【都市計画の見直しについて】 小浜町公園及び多比良臨港地区の見直しについて、10月20日に開催されました第10回雲仙市都市計画審議会にお諮りし、見直し案についての了承をいただきました。 その後、長崎県知事との協議を経て、11月13日に決定告示を行い見直しが完了いたしました。 小浜町公園の見直しにつきましては、平成26年度に策定した「雲仙市緑の基本計画」の方針に沿って見直しを進め、現在の土地利用の状況、周辺の公園配置など、公園計画の必要性、実現性を勘案し、未整備の公園計画区域約19.6ヘクタールを廃止するものでございます。 また、多比良臨港地区の見直しにつきましては、港湾管理者である長崎県から、港湾の管理運営を円滑に進めることを目的として臨港地区変更の申し出があり、埋立整備区域の約29ヘクタールについて多比良臨港地区に追加するものでございます。
【雲仙市総合計画等審議会について】 10月21日、雲仙市まち・ひと・しごと創生総合戦略及び次期総合計画の策定に向けた審議や、本市の取り組み状況について確認と検証を行う組織である「雲仙市総合計画等審議会」を発足いたしました。 総合計画等審議会は、本審議会の前身である雲仙市まち・ひと・しごと創生市民懇話会の委員に加え、市議会議員、各分野の専門の方、公募委員の計30名で構成しております。 今後、更に市民の皆様に住んで良かったと喜んで頂ける雲仙市の実現に向け、審議会の皆様からご意見を賜りながら、本市の総合戦略や次期総合計画の策定に向けて取り組んでまいります。
【雲仙市地方創生フォーラムについて】 10月31日と11月1日の2日間、雲仙市市制施行10周年記念事業として地方創生フォーラム「雲仙の地方創生を語り合う」を開催いたしました。 1日目は、「自然・暮らし」「逸品・じげもん」「ちびっこ・若者」「交流・連携」の4つの分科会を開催し、それぞれのテーマに関係される市民の皆様にご参加いただき、これからの雲仙市のために様々な意見を出し合って議論を深めていただきました。 また、2日目の全体会議においては、増田寛也元総務大臣による「雲仙の未来像~山と海と若者と」と題した基調講演をはじめ、各分科会報告や、里見副知事、有識者、各分科会の座長の皆様によるパネルディスカッションを行い、私もパネリストとして参加いたしました。 今回のフォーラムは、多くの市民の方にご参加いただき、「今後もこのような機会を設けていただきたい」等の声をいただいたことから、市民と行政が一体となって地方創生に取り組むための大きなきっかけになったと感じております。 今後におきましても、市民と行政の協働体制により、雲仙市の特性を活かした市政運営に取り組んでまいります。
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