市内7地域の地域審議会から、平成28年3月29日、市長から諮問された新市建設計画(総合計画)の執行状況に関する事項及び地域振興に関する事項に対する『答申書』及び、地域の課題解決に向けた提言をまとめた『提言書』が市長へ提出されました。
各地域審議会においては、平成26年8月以来、熱心に議論と審議を重ねられ、思いのこもった答申、提言としてまとめられております。
雲仙市は昨年10月に市制施行10周年を迎えました。本市におきましては、合併時に策定された「新市建設計画」を踏まえて策定した「雲仙市総合計画」に基づき、これまで市政運営に取り組んでまいりましたが、人口減少や、地域経済の低迷などにより、地域及び市政運営への影響が懸念されることに加え、さらに今後は、普通交付税の段階的縮減など、財政的にも大変厳しい状況が予想されております。
このような中にあって、提出していただきました答申書並びに提言書は、これからの雲仙市が、地域や市民との協働のもと、それぞれの地域の強みを活かし、課題を克服して発展していくための指針となるものであると認識しており、市としましても、その内容を十分検討させていただき、出来る限り市政に反映させてまいりたいと考えております。