【開催日】 平成29年6月1日
【場所】 雲仙市市役所別館 3階 防災対策室1、2 【発表内容】 (1)平成29年第2回雲仙市議会定例会議案について (2)平成28(2016年)雲仙市観光統計について (3)平成29年6月の主要行事予定について
○議案関係以外の発表内容についてご説明いたします。
・定例記者会見次第の2ページ 報道資料1をご覧ください。 「平成28年(2016年)雲仙市観光統計について」でございます。 平成28年に雲仙市を訪れた観光客延数は、前年比6.6%減の約335万9千人となりました。内訳としましては、日帰り客数が前年比3.3%減の230万1千人で、宿泊客延滞在数が前年比13%減の約105万8千人となっております。
日帰り客数を見ますと、前年から約7万7千人減少しており、その主な要因としましては、4月に発生した熊本地震の影響により、ツアー商品や団体旅行のキャンセルが相次ぎ、バスを利用した仁田峠を巡る団体客の減少が大きいと考えられます。 しかし、昨年は「ねんりんピック長崎2016」や初めて開催された「雲仙仁田峠プレミアムナイト」、「長崎デスティネーションキャンペーン」等の誘客効果により、前年比3.3%減に抑えられたと考えられます。
次に、宿泊客延滞在数につきましては、1月~2月の当初「ふるさと割」により前年を上回っておりましたが、最終的には年間をとおして約15万8千人減少しております。主な要因としましては、日帰り客数と同様に熊本地震の影響が挙げられます。発生直後の4月~6月では前年比32.5%減でありましたが、「ねんりんピック長崎2016」の開催のほか、「九州ふっこう割」、「長崎デスティネーションキャンペーン」等の誘客効果により、7月~12月には対前年比12.4%減となっております。 観光消費額(経済効果)につきまして、資料3ページをご覧ください。日帰り客と宿泊客が消費した観光消費額は、前年比8.6%減の約263億6千万円となりました。
つづきまして、宿泊客延滞在数のうち、外国人につきましては、前年比6%増の約7万5,723人となりました。 増加の主な要因としましては、これまで県や他都市と連携し、東アジアに重点を置き、現地の旅行会社へ継続的に市の魅力を情報発信してきました。このような取り組みの中、韓国の旅行会社より本市を訪れるツアー商品を初めてテレビショッピングで販売していただいたこと等が挙げられます。 地域別に見ますと、アジアからの宿泊客数が前年比12.5%増となり、外国人宿泊客全体の88.3%を占めております。
次に、修学旅行客につきましては、熊本地震発生後、修学旅行先の変更による大幅なキャンセルが発生し、前年比46.1%減少し、1万4,701人となりました。 詳細につきましては、資料の4ページ、5ページに掲載しております。 以上が平成28年雲仙市観光統計の内容であります。
|
|