現在、日本では平成19年以降、高齢化率が21.0%を超える「超高齢化社会」となっています。また、令和7(2025)年には「団塊の世代」が75歳以上となり、さらに、「団塊ジュニア世代」が高齢期に入りはじめる令和22(2040)年には、高齢者人口がピークを迎えると予想されています。そのため、人口減少と少子高齢化に対応した社会のあり方がより一層求められます。 また、福祉全体としては、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともにつくっていく地域共生社会の実現が目指されています。 「第6期雲仙市高齢者福祉計画」は、地域包括ケアシステムの整備を進めると同時に、担い手となる現役世代が減少すると予想される令和22(2040)年も念頭に置いた上で、高齢者自身が役割や生きがいをもち、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりに向けて策定をするものです。本計画の計画期間は、令和3年度から令和5年度までの3年間とします。 |