令和2年国勢調査によると、本市の人口は41,096人、世帯数は15,141世帯となっている。
生活圏は、市内および島原半島の他市町、および長崎市、諫早市、大村市などが主要地であり、島原半島を一周する国道251号や国道57号、国道389号などが本市と市外の生活圏を結ぶ主要道となっている。
また、公共交通機関として、県営バス、島鉄バスによる路線バス、諫早~島原外港間を走る島原鉄道があり、通勤や通学をはじめとする市民生活に欠くことのできない重要な交通手段となっている。
本市の総生産額(平成25年度)は900億5,900万円で、県全体(3兆5,956億300万円)の2.5%を占めている。
総生産額の産業別比率を見ると、第3次産業(74.6%)、第2次産業(13.2%)、第1次産業(11.3%)の順となっており、さらに産業分類別比率で見ると、「サービス業」(25.3%)、「不動産業」(14.4%)、などが上位を占めている。また、本市の総生産額では、農業の割合(10.3%)が県平均(1.6%)を大きく上回っているのが特徴であり、本市が県内有数の農業地帯であることを示している。