満明寺
大宝元年(701年)、僧・行基がこの地で温泉山を開山したと言われています。宝亀9年(778年)法権の争いや寛永14年(1637年)の「島原の乱」などで何度も焼失しましたが、「開山大宝元年四月」の石柱は1300年の風雪に耐えてもなお、当時の姿を今に留めています。
満明寺:0957-73-3422
岩戸神社
老杉が静かなたたずまいを構える岩戸水源の森。流れ落ちる滝の音を聞きながら進みと、奥に見えるのが岩戸神社です。境内は樹齢300年を越える檜や杉など巨木に囲まれ、静寂とともに神秘的な雰囲気に包まれています。
パワースポットとしても有名。
観光物産課:0957-47-7834
淡島神社
文化9年(1812)、神代藩主第十代鍋島茂體公の時代に亀川出羽守忠英によって建立。小さな鳥居が有名で、一番小さな鳥居はなんと高さわずか27cm。3つ全部くぐると安産が望めるとあって、必死にくぐろうとする観光客の姿も。4月3日、4日には桜祭りが開催され、10年に1度の大祭では、義士踊りも演舞されます。
国見総合支所:0957-78-2111
橘神社
軍神・橘周太を、お祀りした神社で、橘神社の入口には彫刻家・北村西望作による勇ましい橘周太中佐の銅像が立ちます。橘中佐とは東宮侍従武官(大正天皇の教育係)や、名古屋陸軍地方幼年学校長などを歴任した人物で、その素晴らしい功績とともに、人望厚く優れた性格で全国に知られています。昭和12年に創造されたこの神社は、春には約1000本の並木桜が参道をトンネルのように連なり、多くの客で賑わいます。また敷地内には橘周太中佐の生家の一部、橘中佐遺徳館を移築されています。年末になるとギネスブックにも認定された「世界一の門松」が登場。高さ約11m以上の巨大門松は明け方までライトアップされ、荘厳な雰囲気の中で新しい年を迎えられます。
橘神社:0957-37-2538
カトリック雲仙教会
昭和56年(1981)に雲仙の殉教者の霊を讃えるとともに、ローマ法王が長崎に訪れたのを記念して建てられた教会。自然に包まれた高台に建ち、美しいステンドグラスの中、結婚式をあげるカップルも多くいます。
日吉神社
約1000年ほど前、近江の国の山王日吉神社から分神され、温泉山満明寺の守護神として創建。近江坂本村より大山昨之命の分霊をこの山に移し、温泉山の守護神として祀られています。江戸時代には島原藩主松平公が参勤交代のおり、必ず駕籠を止めて参拝していたと伝えられる歴史ある神社です。
愛野総合支所:0957-36-2111
温泉神社
創建大宝元年(701年)、古くから島原半島一帯の祈願所として知られていた温泉神社の総本山。かつて大乗院満明寺の守護神として四面宮を祭っており、山号を温泉山としたことから名づけられたといわれています。ここから雲仙地獄への散策路もあり。