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愛野町

最終更新日:

○一本松(いっぽんまつ)古墳
■古墳時代(約1500年前)

島原半島の付け根にある古墳 
 昭和42年(1967)に早稲田大学と島原史学会が発掘調査を実施し、明らかになった古墳です。直径約16メートルの円墳で、埋葬施設は複室構造の横穴式石室と呼ばれるものです。副葬品には銅芯の耳飾(金環・銀環)やメノウ製の勾玉・碧玉製の管玉、ガラス製の小玉などの装身具類、鉄鏃・刀子などの武器・工具類、馬具類、土器類など様々です。古墳時代後期に築造されたもので、島原半島と長崎地方をつなぐ重要な地域で権力を握った豪族のお墓です。墳丘実測図と石室実測図
 墳丘実測図と石室実測図
横穴式石室
横穴式石室

【参考文献】
○『原始・古代の長崎県』資料編(2)
  長崎県教育委員会(1997)

○桜井清彦『長崎県愛野町一本松古墳調査略報』
  早稲田大学文学部史学科資料室(1968)

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