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平成24年第4回雲仙市議会定例会 市長報告

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【雲仙音楽祭並びに「全日本写真連盟西部本部の写真撮影会」の実施について】
 9月15日から雲仙音楽祭実行委員会や長崎県との共催により、「雲仙音楽祭 MOVE UNZEN 2012」を市内各地で開催致しました。
 「雲仙音楽祭 MOVE UNZEN 2012」につきましては、9月29日に開催した百花台フェスタ、10月21日に雲仙メモリアルホールで開催しました「大舞踏会in雲仙」をもって、全てのプログラムを終了致しました。大舞踏会では前日開催されました前夜祭と合わせて、県内外から延べ約200名もの社交ダンス愛好者の皆様にご参加いただきました。
 また、この「大舞踏会in雲仙」と同じ日に、全日本写真連盟西部本部の主催によります「2012 長崎・雲仙撮影会」が雲仙温泉街におきまして開催されました。
 この撮影会は、今回初めて雲仙市で開催されたもので、九州各県と山口県から写真愛好家 約350名の皆様が参加され、鳥刺しなど市内各地の伝統芸能等をモデルとして、雲仙地獄をバックに行われたものでございます。
 参加された愛好家の皆様方は、色づき始めた雲仙の風景と地元郷土芸能保存会等の皆様のご協力に、大変感激されていたと伺っております。

【台湾トップセールス及び雲仙観光協会と烏來区観光発展協会との姉妹観光協会調印について】
 11月6日から9日まで、雲仙観光協会及び小浜温泉観光協会の皆様と共に、台北市において台湾観光客の誘客を目的としたトップセールスを行いました。
 今回のトップセールスは、台北駐福岡経済文化弁事処の全面的なご支援をいただき、外交部亜東関係協会など政府機関をはじめ、大手新聞社や台湾観光協会、大手旅行会社などを精力的に訪問させていただきました。雲仙市への台湾からの宿泊客数は韓国に次ぐ第2位であり、今後確実に伸びていく市場であると確信いたしております。
 また、11月7日には、雲仙観光協会と台湾新北市にある烏來区観光発展協会との間で姉妹観光協会の盟約が取り交わされ、締結調印式が烏來温泉にて行われました。
 この調印式には、雲仙観光協会の皆様をはじめ合計約50名の関係者出席のもと、私と楊正斌烏來区長が立会人となり、両観光協会長により厳粛に調印が執り行われました。
 今回の調印を契機として今後、両観光協会の友好の絆が更に深まり、将来に向けて両観光地が発展していくことを、大いに期待いたしております。

【「霧島市との観光姉妹都市交流バスツアー」について】
 11月10日から2日間、雲仙市民を対象とした「霧島市への観光姉妹都市交流バスツアー」が開催されました。
 本バスツアーは、両市で構成しております「雲仙市・霧島市観光姉妹都市連絡協議会」事業の一環として、初めて実施されたもので、観光姉妹都市である霧島市の魅力や良さを知っていただくことを目的に、市民の皆様に限定して募集を行い、応募された31名の皆様に参加していただきました。
 ツアーでは、「霧島神宮」や「えびの高原」等の主要な観光地とともに2年に1回開催されます「霧島ふるさと祭り」にも立ち寄り、霧島市の特産品を品定めしたり、買い物をされるなどして、霧島市を知る良い機会になったものと考えております。

【雲仙市環境都市宣言について】
 昨年度から取り組んでまいりました、雲仙市の環境都市宣言につきましては、11月17日に南串山町ハマユリックスホールで行われました「人と環境にやさしいふるさと推進大会」におきまして、宣言をさせていただきました。
 この環境都市宣言は、地球温暖化や廃棄物の問題など、地球規模で環境問題が進行する中、市全体で環境のまちづくりを進めていくことを宣言したものであります。

【雲仙市防災訓練について】
 11月18日、平成20年の総合防災訓練以来となります雲仙市の防災訓練を、愛野小学校グラウンド及び体育館におきまして実施いたしました。
 災害が発生した際は、「公助」だけではなく、市民一人ひとりによる「自助」、町内会や隣近所などが協力し合う「共助」が大変重要になりますことから、今回は、市民一人ひとりの防災意識の向上と自主防災組織への活動取組を目的に、市民体験型の防災訓練といたしました。
 警察、消防、地元自治会など、約500名の皆様にご協力いただきましたことに、この場をお借りいたしまして、深く感謝申し上げます。

【雲仙市子育て女性懇話会から市長に対する提言書の提出について】
 親が安心して子育てができ、また子どもたちが健やかに成長する環境を整えることができるよう、広く女性から子育てに対する意見や考えをお聞きするため、平成23年10月に「雲仙市子育て女性懇話会」を設置いたしました。
 これまで12回にわたり協議いただき、10月15日に懇話会の皆様から子育て支援に関する「提言書」を提出していただいたところであります。

【高齢者等見守り活動に関する協定調印式について】
 11月19日、吾妻町ふるさと会館におきまして、日本郵便株式会社大村郵便局様、雲仙市内新聞販売店18店舗様、及び社団法人長崎県LPガス協会島原支部北部会様と「高齢者等見守り活動に関する協定」を締結いたしました。
 今回の協定は、主に郵便や新聞の配達業務を行う各事業者様方が日頃の業務などで高齢者世帯を訪問され、ちょっとした異変に気付かれた場合、直ちに市又は雲仙市地域包括支援センターに連絡していただく内容でありますが、これにより、関係機関との連携を図り、適切に対応する体制づくりを行うとともに、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる安心安全なまちづくりを推進するものであります。
 また、本活動は、日常生活での異変に早期対応するだけでなく、高齢者世帯を狙った悪徳商法などの消費者被害の未然の防止や被害を最小限にとどめるなどの効果も期待されるものであります。

【第10回全国和牛能力共進会長崎県大会の結果報告について】
 第10回全国和牛能力共進会長崎県大会が、佐世保会場におきましては、10月25日から5日間、また、島原会場におきましては、26日から3日間の日程で開催されました。
 この大会は5年に1度、全国から優秀な和牛が一堂に会して優劣を競い合う大会であり、「種牛の部」と「肉牛の部」に480頭が出品されました。
 本市からは、千々石町の小川博信様が第7区に出品され、優等賞3席、いわゆる全国3位の優秀な成績を収められました。第7区は同じ父牛をもつ繁殖雌牛4頭と肉牛3頭を1つのチームとして繁殖能力と肉質の総合的評価を競うもので、花の7区とも言われている区です。小川様の牛はチームの中でも最も優秀な肉質を誇り、チーム入賞の原動力として活躍されました。
 また、その他の長崎県チームにおきましても、第8区で日本一に輝いたほか、肉牛の部の名誉賞を獲得、第1区でも優等賞3席になるなど、全ての部門で優等賞を獲得する快挙を成し遂げたところであります。
 このことは、長崎県全体の名誉であるとともに、長崎和牛を全国に大きくPRできましたので、雲仙市といたしましても、これを契機として畜産業の更なる振興に繋がるものと確信いたします。
 また、観客総動員数においても大会を通じて目標の37万人を大きく上回る48万6千人、島原会場だけでも目標の5万5千人を上回る6万9千人の動員があり、本大会は大成功といえる結果となりました。
 このことは、出品者をはじめとして、大会にご参加いただいた市民皆様のおかげによるものと存じ、深く御礼申し上げます。

【諫早湾排水門に関する動向について】
 11月4日、諌早市において、国から郡司農林水産大臣、佐々木農林水産副大臣ほか15名、本県側から中村知事、渡辺県議会議長をはじめ、雲仙市並びに諌早市の市長・議会議長など、関係団体、個人約150名が参加して諫早湾干拓排水門調査にかかる意見交換会が開催されました。
 郡司大臣から、新たに農業用水の代替水源として淡水化施設を6箇所設置することを示されたほか、開門による被害が生じた場合の補償、排水門に加えて背後地の一部樋門の、国の責任による管理について、前回より踏み込んだ提示がなされました。
 これに対し、長崎県知事をはじめ各団体からは、開門方針は一方的に決められたもので、環境アセス見直しを要求する意見が大勢を占めたところであります。
 私は地元市長として、開門による漁業被害は橘湾に及ぶ可能性があることを強く訴え、加えて国から雲仙市に異議申し立てがなされた一連の手続きに対し、取り下げを求めましたが、ともに満足な回答は得られませんでした。

【農業農村整備事業予算確保のための提案活動について】
 平成25年度農業農村整備事業の予算確保について、11月14日、県知事、県議会議長、自民党県連本部並びに民主党県連本部に対し、島原半島土地改良協会会長として土地改良区理事長とともに提案活動を行いました。
 各地域協議会会長及び土地改良区より地域の現状や事業効果等について説明し、本県における農業生産力強化のため、農地の基盤整備予算の確保や農地・水保全管理支払い交付金の確保などを要望いたしました。
 また、「足腰の強い農林業の推進」に向けての主要施策であります「農林業基盤整備の推進」の目標達成に向けて、現在、八斗木地区、山田原第2地区で区画整理事業を進めているところでございます。

【第4回雲仙市民運動会について】
 第4回雲仙市民運動会を、10月21日、市立吾妻中学校グラウンドにおきまして、選手・役員計約2千人のほか、多くの保護者の方や各地区の市民の方にお集まりいただき開催いたしました。
 当日は、晴天に恵まれ、参加された方もご参観いただいた方も満足いただけた運動会であったと思っております。

【第64回長崎県民体育大会について】
 第64回長崎県民体育大会が、11月10日、11日の2日間、県下の郡市から42競技に8,029名が参加し、県央地区を主会場として開催されました。
 雲仙市選手団は、男子386名、女子132名、総数518名が雲仙市の代表として19競技に出場し、日頃の練習の成果を発揮され、団体競技ではソフトボール競技成年女子スローピッチ、ソフトテニス競技団体成年女子が、それぞれ見事優勝されております。
 また、団体競技において1団体、個人競技6選手が準優勝、さらに、団体競技6団体、個人競技6選手が第3位という立派な結果を残されております。
 雲仙市代表の各競技における活躍は、今後の雲仙市民のスポーツの振興、競技力の向上に大きく寄与するものであり、2年後に迫った平成26年開催の長崎がんばらんば国体に雲仙市からも多数の選手が参加され、活躍されることを期待しております。

【県民スポーツ・レクリエーション祭2012について】
 県民スポーツ・レクリエーション祭2012が、県民体育大会に合わせ、11月11日に開催され、雲仙市では、長崎がんばらんば国体のデモンストレーションスポーツ行事である、雲仙アヅマクロス大会が行われました。
 参加チームは、市内外から一般24チーム、小学生8チーム、総数100名の参加があったと聞いております。
 この日は国体開催700日前であり、このような大会を通じて、市内はもとより県内の方へ周知を図り、国体への関心を高めていければと存じます。

【小浜中学校吹奏楽部 金賞受賞について】
 11月18日、大阪城ホールにおいて開催されました「第25回全日本マーチングコンテスト」に九州代表として出場した小浜中学校吹奏楽部が、全国各地から選び抜かれた25チームの精鋭が出場する中、息のあった素晴らしい演奏・演技を披露し、見事金賞を受賞されました。
 小浜中学校吹奏楽部は、今大会も含め9年連続で全国大会出場を果たされており、今回の受賞により他の大会を含め「7年連続金賞受賞」という輝かしい成績を収められております。
 このことは、部員一人ひとりの日頃の練習や努力の成果であることはもとより、指導者並びに保護者の皆さまをはじめ、関係者の熱意の賜物であると思います。
 ここに市民の皆様とともに心からお祝い申し上げますとともに、今後の更なるご活躍を期待いたします。



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