目で、鼻で、口で、『美味しい』 野菜をつくっています
| |  | 雲仙つむら農園 津村義和さん・奈緒美さん夫婦(雲仙市瑞穂町)
「目で美味しい、鼻で美味しい、口で美味しい」野菜づくりを目指して、日々畑に向かう夫婦がいる。雲仙市瑞穂町の「雲仙つむら農園」。「有機農業者」を名乗る津村義和さんと妻の奈緒美さんが「より鮮やかになれ、よりおいしくなれ」と願いながら、大事に育てている。
平成30(2018)年4月に茨城県から移住し、2年前に誕生したばかりの新しい農園だ。農薬や化学肥料、除草剤、動物性堆肥を使わず、「安全・安心」な野菜を育てており、70品目ほどの少量多品目栽培が特徴。有明海と雲仙岳を望む畑地で、夏はオクラ、ナス、ピーマン、キュウリ、ミニトマト、クウシンサイなど。なかでも赤い外観が目を引く「紅色オクラ」は、サラダに彩りを添えるひと品。冬は大根、カブ、ニンジン、水菜、長ネギなどと多彩だ。
移住前は医薬品や農薬の非臨床試験などの仕事をしていた。「40歳になったら、老後でも続けられるものに取り組みたい」と考え、出合ったのが有機農業。「自然に即し、色んな事態に対処しながらやっていく。ずっと頭を使いながら、ずっと研究を重ねていく。それが醍醐味」。そんな追求心に突き動かされ、畑で野菜と向き合う。前年度のチャレンジで失敗もあるし、うまくいったこともある。そんな挑戦を繰り返しながら研究を重ねていく。
夏場のおススメは「青ナス」。埼玉県の品種で、「あまりのおいしさに感動して種を譲ってもらった」。他のナスにはない「とろとろジューシーな食感」が最大の魅力で、「厚めに切ってバターでシンプルにソテーして味わうのが最高」だとか。ほかにも、淡い色合いが目を引く「クリームピーマン」もイチオシの一品で、「ジューシーで、生でかじっても、サラダにしてもおいしい」とほほ笑む。
子育て世代も重要なターゲット。自身が育てた野菜の審査員は、自分の愛娘たちだ。「ナスは嫌いだったけれど、お父さんがつくったものはおいしい」。そんな風に言ってくれるようになったのが心から嬉しいし、励みにもなる。「子どもにとって畑は『体験する場所』。そんなフィールドになっていけば」と願う。
「目で見て楽しみ、香りも味わい、味も堪能してほしい。より鮮やかな色合いで、よりおいしくなるように」。そんな願いとあくなき追求心を胸に、きょうも畑で野菜たちと向き合っている。
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