昨日（1月13日）、長崎県知事が別紙のとおり、会見を行い、新規感染者数の急激な増加等により、病床使用率が近日中に20％に到達すると予測されること等を踏まえ、県全体の感染段階を「レベル2−Ⅰ」に移行し、県下全域に警戒警報を発令することが発表されました。

　知事の会見においては、オミクロン株への置き換わりが進み、デルタ株により感染が拡大したとされる第5波と比べて約3倍の速度で感染が拡大しており、医療提供体制のひっ迫を招かないよう早め早めの対策が必要との認識が示され、別紙のとおり県民の皆様にお願いがなされております。

　このことを踏まえ、市民の皆様には、特に以下についてご対応をお願いします。

・県外との往来について、まん延防止等重点措置地域（広島、山口、沖縄）をはじめ、感染が拡大している地域との不要不急の往来は控えること
・会食は感染防止対策の徹底された店舗で、普段一緒にいる方と、4人以内かつ2時間以内とすること
・少しでも体調が悪いときは外出や会食を控え、すぐに医療機関に電話で相談のうえ受診すること

　長崎県内では、本日、過去最高となる163名の新規感染が確認されておりますが、雲仙市内においても、今週に入り、既に8件の新規感染が確認されております。オミクロン株の特徴として、現時点で県内に重症者はいないとのことですが、感染が拡大し、濃厚接触者、接触者が増えることにより、社会活動に影響を及ぼすことも懸念されることから、市民の皆様におかれましては、感染予防対策を徹底していただきますよう、あらためてご理解とご協力をお願い申し上げます。

　また、市内で感染が確認されることに伴い、事実に基づかない情報の拡散や誹謗中傷が起きる可能性があります。市民の皆様には、国や県の正確な情報に基づく冷静なご対応とプライバシーへの十分なご配慮について、改めてお願い申し上げます。


令和4年1月14日
雲仙市長　金澤 秀三郎