本日（1月25日）、長崎県知事が別紙のとおり会見を行い、長崎市、佐世保市のまん延防止等重点措置の要請後も、400人を超える感染者が確認される日が多く、県下全域で急速に感染が拡大していること等を踏まえ、まん延防止等重点措置の対象区域を、雲仙市を含む県下全域に拡大することが発表されました。
　期間は1月26日から2月13日までとされております。

　知事の会見においては、若い世代から高齢者に徐々に感染が広がっており、また、病院や福祉施設での感染事例も増加していることから、入院患者の高年齢化、重症化に伴い、医療全体がひっ迫することが懸念されるとの認識が示され、別紙のとおり県民の皆様に要請がなされております。

　このことを踏まえ、市民の皆様には、特に以下についてご対応をお願いします。

• 不要不急の外出を控えること
• 会食は、感染防止対策の徹底された店舗を利用し、普段一緒にいる方と、4人以内かつ2時間以内で、会食中もマスクを外したままの会話は控えること
• 「マスクの着用」、「手指消毒」、「密を避ける」、「定期的な換気」等の基本的な感染対策を徹底すること
• 無症状の方でも感染不安がある方は無料検査を受検すること

• 営業時間を午後8時までに短縮
• 終日、酒類の提供を行わないこと

　なお、要請期間中の全期間、要請内容にご協力いただいた場合には、協力金が支給されることとなっており、申請方法など詳細は、後日県ホームページ等に掲載されるとのことですので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

　雲仙市においても、10月19日以来となる新規感染者が1月10日に確認されて以降、1月の新規感染者数は1月25日現在で既に69人となっており、これまでにない速さで感染者が確認されております。これ以上の感染拡大を防ぐため、市民の皆様におかれましては、今回の要請について、ご理解とご協力をあらためてお願い申し上げます。

　最後になりますが、感染が増加していることに伴い、不確かな情報の拡散や誹謗中傷が起きているとのことです。不安な気持ちをお持ちになることもあるかと思いますが、間違った噂話や感染者、家族等に対する誹謗中傷などは、人を深く傷つけてしまうことに繋がることをご認識いただき、厳に慎んでくださいますようお願いいたします。

令和4年1月25日
雲仙市長　金澤 秀三郎