昨日（3月4日）、長崎県知事が別紙のとおり会見を行い、県全体の病床使用率が2週間、20％台で推移している状況であること等を踏まえ、本県においては、3月6日をもって重点措置の期間が終了すること、また、県全体の感染段階を3月7日から「レベル2-Ⅰ」に引き下げることが発表されました。
　これに伴い、飲食店への営業時間短縮要請等も終了することとなります。

　新規感染者数、療養者数についても、長崎県全体ではピーク時より改善しているとのことですが、一方、本市におきましては、依然として高い水準が続いており、会見資料によれば、直近1週間での10万人当たりの感染者数は、県内市町の中で本市が2番目に高い313.9人となっております。
　また、3月4日現在、これまでに685名の感染が公表されておりますが、今年に入ってから、1日の新規感染者数は多い日には20人を超え、月ごとでは、1月に135人、2月には391人、3月は4日間で既に83人となっており、予断を許さない状況が続いております。
　なお、雲仙市における1月以降の週ごとの感染者数等は以下のとおりです。

※ 2月27日～3月4日は6日間の合計及び平均

　本市においては、保育園でクラスターが発生し、市立学校においては学級閉鎖等も相次いでいる状況にあり、家庭内感染と思われる事例も散見されます。市民の皆様におかれましては、本市の状況をご理解いただき、以下の感染防止対策について、あらためてご確認のうえ、徹底していただきますようお願いいたします。

• 感染リスクが高い地域との往来は極力控えること
• 会食は感染防止対策の徹底された店舗を利用し、できるだけ少人数で行うこと
• 会食時を含め、会話をする際はマスク着用を徹底すること
• 「マスクの着用」、「手指消毒」、「密を避ける」、「定期的な換気」等の基本的な感染対策を徹底すること

　現在のオミクロン株による第6波においては、誰が感染してもおかしくない状況にあります。不確かな情報の拡散や誹謗中傷は厳に慎んでくださいますようお願いいたします。
　市といたしましても、本市の感染状況を改善させていくため、県の情報に基づく情報発信や感染防止対策の周知啓発、新型コロナワクチン接種等に全力で取り組んでまいりますので、引き続き市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和4年3月5日
雲仙市長　金澤 秀三郎