昨日（4月20日）、長崎県知事が別紙のとおり、会見を行い、新規感染者数の増加により、病床使用率が20％を超えている状況にあること等を踏まえ、県全体の感染段階を「レベル2-Ⅰ」に移行し、県下全域に警戒警報を発令することが発表されました。

　知事の会見においては、現在の県内の感染状況の主な特徴として、家庭内感染が全体の5割を超え、学校と児童福祉施設が約2割を占めていること、年代別では30歳代以下の感染が全体の68％を超えていることに加え、東京都におけるコロナ感染後の後遺症の状況について、後遺症に悩む方の約6割が40歳代以下の若い世代であることなど、現状の説明がなされました。
　また、今後においても、社会経済活動と感染拡大防止対策の両立が重要とし、そのためにも「積極的なワクチン接種」や「基本的な感染防止対策の徹底」など、コロナ対策に対する基本的な考え方が示され、これからゴールデンウイークを迎えるにあたり、以下のとおり感染対策について要請があっております。

＜今後の感染対策のポイント＞
①    本県から帰省や旅行で県外を訪問される際は、　　　　　　　　　　　　　
・訪問先での感染リスクの高い行動（3密となる場所への訪問、マスクを外した会食など）は控えること
・県外での行動により感染不安を感じる方は、帰県後、検査を受検すること
②    県外から帰省や旅行で本県に来県される際は、
・来県前に、ワクチンの3回接種や検査を受検すること
　※事前に県外のご家族等にお知らせください
・県内での感染リスクの高い行動（3密となる場所への訪問、マスクを外した会食など）は控えること
③    会食の際は、1テーブル4人以内とする等、密にならない工夫をはじめ、感染対策を徹底し、感染防止対策の徹底された店舗を利用すること
④    会食時を含め、会話をする際はマスク着用を徹底すること
⑤    高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する際は、家庭内であってもマスクを着用するなど、感染防止対策を徹底すること

　雲仙市においても、令和4年4月11日付の市長コメントにより感染防止対策の徹底をお願いしているところですが、その後も断続的に感染者が確認されております。
　これからゴールデンウイークを控え、人流が増加する時期になります。市民の皆様におかれましては、積極的なワクチン接種とより一層の感染防止対策の徹底に、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
　また、現在のオミクロン株の特性を踏まえると、誰が感染してもおかしくない状況にあります。不確かな情報の拡散や誹謗中傷は厳に慎んでくださいますようお願いいたします。

令和4年4月21日
雲仙市長　金澤 秀三郎