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平成25年第3回雲仙市議会定例会 市長報告

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【各地域における夏祭り等のイベントについて】
 8月に入り各地域で夏祭り等のイベントが盛大に開催され、私もご案内をいただき参加させていただきました。
 各地域の祭り等のイベントは、それぞれに様々な創意工夫がされており、主催者の皆さまの地域への想いと熱意に感心するばかりでございます。
 また、この様なイベントは、地域の皆さんの交流、地域の活性化が図られ、そして、次世代を担う子ども達の郷土愛を育み、地域の良き文化が引き継がれていきます。
 主催者の皆さまには、運営に対するご尽力に対し、心から敬意を表するとともに感謝申し上げます。

【第63回「社会を明るくする運動」第8回雲仙市中学生弁論大会について】
 第63回「社会を明るくする運動」第8回雲仙市中学生弁論大会が7月23日、南串山町のハマユリックスホールで開催され、市内8校の中学生14名が熱弁をふるいました。
 最優秀賞には国見中学校3年生の「森瀬ほのか」さんが選ばれ、市代表として7月29日に佐世保市のアルカス佐世保で行われた県大会に出場し、見事『優秀賞』を受賞されたところでございます。
 森瀬さんを始め、市の大会に出場された14名の中学生の皆さんのご健闘を称えるとともに、今後益々のご活躍を期待いたします。

【市内中学生の芸術文化活動について】
 第58回九州吹奏楽コンクールが8月17日に福岡市で開催され、小浜中学校吹奏楽部が長崎県代表として出場し、九州各県から27校が参加する中、見事『銀賞』を受賞されました。
 なお、皆様ご存知のとおり、同吹奏楽部はマーチングコンテストにおいて全国大会7年連続『金賞』を受賞されるなど輝かしい成績をあげており、地域のイベントなどにも積極的に出演していただいております。
 今後の活躍を期待したいと思います。
 また、長崎県青少年育成県民会議の主催で「第35回少年の主張大会長崎県大会」が雲仙市のハマユリックスホールで8月28日に実施されました。
 県下の中学校116校から12,796編の応募があり、その中から選出された10名が発表を行ったものです。
 本市からは2名の中学生が選出され、愛野中学校3年の田中結実さんが「ことばの力」というテーマで、また国見中学校2年の永野乃ノ花さんは「可能性を生かして」というテーマで発表し、永野さんは優秀賞である「ココロねっこ賞」を、田中さんは優良賞を受賞されました。
 ひとつの市から複数の発表者が選出されることは珍しく、お二人の作品が素晴らしいものであったと考えております。

【長崎県中学校総合体育大会の結果について】
 7月下旬、長崎県中学校総合体育大会が県内各市で行われ、雲仙市からも、13競技、294名の中学生が参加しました。
本年度は、陸上競技が、7月24日と25日に、その他の球技・武道等の競技が、7月27日から29日にかけて行われました。
 全ての種目において熱戦が繰り広げられ、暑い中、雲仙市の代表として参加した選手たちの懸命に競技する姿が観られました。
 団体種目では、小浜中学校の軟式野球と、同じく小浜中学校の卓球女子が、それぞれ準優勝となりました。
個人種目では、陸上競技共通男子200mと共通男子400mの、国見中学校 荒木啓央くん、共通女子100mハードルの国見中学校 高原みず紀さん、共通女子砲丸投げの、南串中学校 渡部真実さんがそれぞれ優勝を果たしました。
柔道競技女子63kg級では、吾妻中学校 村山樹さんが準優勝を果たしました。
 今申し上げた選手の皆さんは、8月初旬に九州各地で行われた九州大会に出場しました。
 その中で、小浜中学校の軟式野球がベスト4という優秀な成績でした。
また、国見中学校 荒木啓央くんは、陸上競技共通男子200mと共通男子400mで全国標準記録を突破し、全国大会出場を果たしております。

【第8回市民スポーツ大会について】
 市民のスポーツの祭典であります「第8回市民スポーツ大会」が、7月26日の総合開会式を皮切りに、8月4日から9月1日まで延べ6日間にわたり、市内全域において各競技が盛大に開催されております。
 総合開会式では、本市のスポーツ振興に貢献された6名の社会体育功労者と25名のスポーツ優秀選手、また、スポーツ優良団体として5団体が表彰を受けられたところでございます。
 この市民スポーツ大会は、雲仙市体育協会の主催で毎年開催されており、本年は、21競技、41種目に、総勢約2,000名の選手が参加し、勝利を目指して活気ある競技が繰り広げられております。

【「はだしで遊ぼう雲仙」について】
 8月21日、雲仙ゴルフ場において、今回で32回目となる「はだしで遊ぼう雲仙」が開催されました。
 当日は快晴の中、多くの子ども達がはだしになって、広い芝生の上を駆け回ったり、ミニ動物園、工作教室、ハタ揚げなどのイベント開催や、小浜中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏なども行なわれ、来場された皆様方も大変喜んでおられました。
 「はだしで遊ぼう雲仙」の開催にご尽力されました、実行委員会の皆様をはじめ、関係各位にこの場をお借りして御礼申し上げます。

【韓国求礼郡との交流事業について】
 7月23日から3泊4日の日程で、求礼郡から16名の中学生が雲仙市を訪問し、仁田峠や雲仙地獄等を見学するとともに、雲仙市内の中学生と一緒にペーロン体験や宿泊体験、吾妻中学生との交流や、ホームステイ等を行いました。
 また、7月30日から8月2日まで、同じく3泊4日の日程で、雲仙市の中学生14名が求礼郡を訪問し、求礼郡内やスンチョンマン国際庭園博覧会等の見学をはじめ、韓国の国楽であるパンソリの演奏体験、ラフティング、ホームステイ等を行い、相互の交流を深めました。
 帰国した中学生から、8月8日にその報告を受けましたが、韓国の文化や生活を肌で感じ、国を超えた深い交流ができたとの感想がありました。
 参加した中学生にとってかけがいのない経験となり、将来、国際感覚を備えた地域リーダーとして育ってくれることを願っております。

【天正遣欧少年使節ゆかりの地交流事業について】
 8月22日から24日までの3日間、千々石少年自然の家におきまして、今回13回目となります天正遣欧少年使節ゆかりの地交流事業を開催いたしました。
 この事業は、431年前に「天正遣欧少年使節」としてローマへ渡った四少年の生誕の地、ゆかりの地の中学生の交流を目的とした事業で、宮崎県西都市、長崎県西海市、大村市、南島原市、雲仙市、波佐見町の5市1町から、総勢49名の中学生が参加しました。
 交流会では、各市町の中学生が事前に学習を行った天正遣欧少年使節の功績について発表し、また、千々石ミゲル研究会の鈴木晴代様、町田義博様とメルヘンポッケの会の渡邊博子様を講師に迎え、歴史講座を受けるなど様々な体験学習を通じて、歴史や郷土に関する見聞を広めました。
 このような交流事業を通して子どもたちが県内外での交流の輪を広げ、郷土愛に満ちた人間性豊かな青少年の健全育成が図られることを願っております。

【災害時の協力協定の締結について】
 大規模災害発生時には、ライフラインや情報通信網が途絶え、また、庁舎や公共施設の損壊などにより、市の災害対応能力が著しく低下する場合が考えられます。
 このような事態に備え、情報の収集・伝達、物資等の輸送及び医療救護活動などを迅速に行うことを目的とした災害時の協力協定を、一般社団法人南高医師会様、一般社団法人島原半島タクシー協会様、日本赤十字無線奉仕団雲仙分団様の3団体と8月上旬に締結をいたしました。
 本協定により、情報通信、物資等の輸送及び医療救護活動などの支援体制がより強固なものとなり、的確な応急復旧活動ができるものと期待しております。
 今後も更に災害に強い、安全・安心のまちづくりに取り組んでまいります。

【済州島ジオパークとの姉妹提携調印式について】
 8月24日、南島原市の深江ふるさと伝承館において、島原半島ジオパークと済州島ジオパークとの姉妹提携調印式が執り行われました。
 これは、昨年島原半島で開催された「第5回ジオパーク国際ユネスコ会議」を契機として築かれた、国際的なネットワークをさらに強化し、海外のジオパークとの持続的な相互協力を目指すものです。
 2007年に韓国初の世界自然遺産に登録され、2010年に世界ジオパークに認定された済州島は、島原半島と同じく、火山地形を中心とする自然豊かな土地で、年間874万人の観光客が訪れていると伺っております。
 同じ火山地形を見所とするジオパークとして、今回の姉妹提携調印を機に、学術的研究や観光事業での交流を進め、運営ノウハウを学び合いながら連携を図ってまいります。

【雲仙市産業サポート事業の認定について】
 創業や経営改革、農商工連携事業による新事業を支援するため制度化しております雲仙市産業サポート事業につきましては、本年度、創業経営改革部門におきましては、小浜町の丸宮青果食品有限会社さんによる「郷土料理『いきなり六兵衛どん』の開発及び販路開拓」を、農商工連携部門におきましては、小浜町の関貴治様による「既存観光地での農商工連携型新店舗による地域振興事業」を認定いたしました。
 これらの事業は市内産業の振興に大いに寄与していただけるものと期待するところであり、市といたしましても、事業成功のお手伝いをさせていただき、地場企業育成及び産業振興、雇用促進に繋げてまいりたいと存じます。

【雲仙市都市計画土地区画整理事業の見直しについて】
 雲仙市都市計画土地区画整理事業につきまして、小浜都市計画土地区画整理事業は、小浜町山ノ上地区約12.7ヘクタールが昭和16年に計画決定され70年以上が経過し、また、国見都市計画土黒土地区画整理事業は、国見町多比良港周辺の約7.5ヘクタールが昭和31年に計画決定され50年以上が経過しておりますが、実施されることなく今日に至っております。
 市においては、平成24年から県と協議を行いながら事業の見直しを進め、本年5月の地元住民説明会におきまして、「土地区画整理事業の廃止に賛成」のご意見をいただきました。
 その後、7月26日の雲仙市都市計画審議会において事業の見直し案をお諮りし、廃止の答申をいただきました。
 雲仙市の都市計画につきましては、現在の土地利用状況等の変化を踏まえ、今後も適切な見直しを行ってまいります。

【東アジア誘客3県都市連携会議主催台湾観光説明について】
 7月18日、台北市内におきまして、雲仙市・平戸市・嬉野市・武雄市・福岡市からなる「東アジア誘客3県都市連携会議」の台湾観光説明会を開催いたしました。
 今回の説明会は、雲仙市・平戸市・嬉野市の3市長をはじめとする5都市の行政職員と、旅館ホテルの関係者らによる合同説明会で、台湾の旅行会社23社、メディア関係8社に対し、今後の旅行商品造成の検討素材となるよう、双方の意見交換・商談の場として実施いたしました。
 日本国内への外国人旅行者数が韓国についで2位となっている台湾の観光客誘致は、海外誘客の重要な地域であるため、今後も観光協会等と連携を図りながら誘致活動に努めてまいります。

【雲仙市から県への要望・提案書の提出について】
 7月23日、市議会から井上議長をはじめ、議員の皆様とともに、市長並びに市議会議長の連名による「長崎県への施策に関する要望・提案書」を中村知事に提出いたしました。
 要望いたしました「合併特例支援措置の充実について」、「島原半島地域における医師確保対策について」などの12項目に対し、中村知事からは、要望・提案の実現のために、市などと協力しながら可能な対応策を進めていきたい旨の回答をいただいたところでございます。
 今後も、市民の皆様が安心して幸せに暮らせるまちづくりに努めてまいりたいと存じますので、引き続き、議員皆様のご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。




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