令和7年3月に策定した地域計画につきまして、農地中間管理事業の推進に関する法律第26条第1項の規定に基づき、以下のとおり公表します。
(1)公表地区:国見地区、瑞穂地区、吾妻地区、千々石地区、小浜地区、南串山地区
(2)協議の結果を取りまとめた年月日:令和7年5月30日
地域計画の概要
これまで、地域での話合いにより、人・農地プランを作成・実行してきましたが、今後、高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取組を加速化することが、喫緊の課題です。
このため、人・農地プランを法定化し、地域での話合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を定め、それを実現すべく、地域内外から農地の受け手を幅広く確保しつつ、農地バンクを活用した農地の集約化等を進めるため、基盤法等の改正法が令和4年5月に成立しました。
雲仙市では、令和5年度に事業の周知を実施、令和6年度に地域計画策定に係る協議の場を開催してきました。地域の皆さんのご努力で守り続けてきた農地を、次の世代に着実に引き継いでいくため、農作業がしやすく、手間や時間、生産コストを減らすことが期待できる農地の集約化等の実現に向け、「将来、地域の農地を誰が利用し、農地をどうまとめていくか」、「農地を含め、地域農業をどのように維持・発展していくか」等をみなさまと話し合い、およそ10年後を想定して、誰がどの農地を担っていくかを決める「目標地図」の作成を終え、令和7年3月に目標地図を含めた地域計画の策定を完了したところです。
地域計画については、一度策定して終わりというものでなく、今後も地域皆様がよりよい農地の活用に向けてその内容を精査してブラッシュアップしていくことが重要です。今後も定期的に地域計画の見直し(変更)を行っていきます。
地域計画の策定・実行までの流れ
1 協議の場の設置・協議
2 協議の場の結果を取りまとめ・公表
3 協議の結果を踏まえ、地域計画の案を作成
4 地域計画の案の説明会の実施・関係者への意見聴取
5 地域計画の案の公告
6 地域計画の策定・公表
7 地域計画を実現するため実行・随時更新
1~7の順で進めていきます。
※一度策定した地域計画においても、1~7の手順を踏み、定期的に変更をしていきます。