西部ミニトマト部会(千々石・吾妻・国見町)が日本農業賞優秀賞
第52回日本農業賞の「集団組織の部」で、千々石町のJA島原雲仙西部ミニトマト部会が優秀賞に輝きました。
日本農業賞は、農業分野で技術発展や経営改善に意欲的に取り組む個人や団体を毎年表彰しています。「集団組織の部」には、全国から92件の応募がありました。
西部ミニトマト部会は、現在13戸の農家が所属し、栽培講習会や現地視察などを開いて技術の平準化を図っていることや、出荷時にトマトの色や形といった規格をそろえるなど安定した品質を保っていることなどが評価されました。1994年に部会設立後、2年後には販売額1億円を突破し、2021年度は3億3,700万円を達成しました。
受賞報告で市役所を訪れた町田誉孝部会長は「受賞は多くの関係機関のおかげで感謝しています。今後も消費者から信頼される産地づくりにまい進したい」と話しました。