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平成25年第4回雲仙市議会定例会 市長報告

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【黄綬褒章の受章について】
平成25年「秋の褒章」の受章者が発表され、本市からは吾妻町の野菜農家、吹原繁男様が業務精励により晴れの黄綬褒章に輝かれました。
吹原様は、先駆的な経営改善と永年の地道な努力により、延べ11.5ヘクタールに、高品質のブロッコリーを生産されており、これまでも、平成18年度農林水産祭で最高の栄誉である「天皇杯」を受賞されるなど、全国大会で輝かしい功績を挙げられております。
謹んでお喜びを申し上げますとともに、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

【県南地域和牛能力共進会の結果について】
10月4日、県南家畜市場で開催されました、「第6回県南地域和牛能力共進会」において、雲仙市吾妻町の月元正人様が出品された「てるみさき号」が、若雌の部から経産牛の部までの3部門を、諫早市や大村市を含む県南各地域より出品された全出品牛45頭の中から、グランドチャンピオンに輝きました。
審査では、雌牛として品格、品性などの優秀性が競われた結果、月元様の日頃の管理の良さが評価されたものであり、他の繁殖農家の励みとなるものでございます。
「てるみさき号」の質の高さが認められたことは、雲仙市内における優良牛生産の向上につながることを期待するものでございます。

【平成25年度ながさき農林業大賞及びながさき水産業大賞の受賞について】
平成25年度ながさき農林業大賞において、地産地消・食農部門で、ふれあいタイム四季様が、『県知事賞』を、畜産部門で城山博幸、智子様 ご夫婦が『運営委員会長賞』を、ポテトでつながるプロジェクトを展開されました、JA島原雲仙青年部小浜支部・雲仙旅館ホテル組合・小浜温泉旅館組合・九州調理師専門学校の皆様が『特別賞』をそれぞれ受賞されました。
また、平成25年度ながさき水産業大賞においては、橘湾東部漁業協同組合赤貝業者部会様が、『特別賞』を受賞されました。
今回の受賞は、地域の特性を活かした先進的な農林業・水産業を展開され、成果を上げられていることに対し高い評価を受けたものであり、本市の農林水産業の振興に繋がるものと考えております。

【小浜中学校吹奏楽部 金賞受賞について】
11月24日、大阪城ホールにおいて開催されました「第26回全日本マーチングコンテスト」に、九州代表として出場した小浜中学校吹奏楽部が、みごと「金賞」を受賞されました。
小浜中学校吹奏楽部は、今大会の出場により10年連続の全国大会出場という偉業を達成され、また、「全国大会8年連続金賞受賞」という輝かしい成績を収められております。
このことは、部員の皆さんの日頃の練習や努力の成果であるとともに、指導者並びに保護者の皆さまをはじめ、関係者の熱意の賜物であり、市民の皆様とともに心からお祝い申し上げます。

【第65回長崎県民体育大会について】
第65回長崎県民体育大会が、11月9日、10日の2日間、長崎地区を主会場に、県下の郡市から42競技に、約8,000名が参加して開催されました。
雲仙市選手団は、20競技に男子388名、女子129名、総勢517名が出場し、団体競技では、卓球競技一般男子、剣道競技成年が見事優勝の栄冠を勝ち取られ、個人競技では、陸上競技の走り幅跳び男子30歳未満で奥村健司さんが第1位となられました。
また、団体競技において2団体、個人競技3選手が第2位、さらに、団体競技7団体、個人競技で6選手が第3位という立派な結果を残されました。
雲仙市代表選手の皆様のご活躍を称えますとともに、今後、益々のスポーツの振興と競技力の向上並びにいよいよ来年に迫りました長崎がんばらんば国体に、雲仙市からも多数の選手が参加され、活躍されますことを期待いたします。


【長崎がんばらんば国体競技別リハーサル大会について】
長崎がんばらんば国体開催を来年に控え、リハーサル大会として、「第49回全国社会人サッカー選手権大会」及び「第83回全日本ボクシング選手権大会」を開催しました。
両大会の運営に、多くの市民ボランティアの皆様にご協力いただきましたことに対し、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
全国社会人サッカー選手権大会は、島原市との共催により、10月18日から6日間、全国から選出された32チームの参加のもと開催し、雲仙市会場では、19・20・22日の3日間、市内3会場において1回戦、2回戦、準決勝の12試合を行いました。
また、全日本ボクシング選手権大会につきましては、吾妻体育館を会場に11月13日から5日間、全国から予選を勝ち抜かれた91名の選手が参加し開催しました。
両大会を終え、国体へ向けての会場整備、会場運営など、多方面からの検証を行い、見直すべき点や改善すべき点などを取りまとめ、来年開催される長崎がんばらんば国体へ向けて、万全の体制で臨みたいと存じます。

【長崎がんばらんば国体雲仙市PRポスター表彰式について】
長崎がんばらんば国体開催の気運を盛り上げることを目的として、市内小・中・高校の児童・生徒の皆さんを対象に、長崎がんばらんば国体雲仙市PRポスターの作品募集を行ったところ、1,560点もの応募をいただきました。
この応募作品の中から、最優秀賞10点、優秀賞25点を選考し、11月24日に愛野町公民館において表彰を行いました。
どの作品も一生懸命描かれたことが伝わり、また躍動感にあふれた、大変素晴らしい作品ばかりでした。
入賞された作品はポスターなど、国体PRのために広く活用させていただきたいと存じます。


【「私(うち)の父はチャンポンマン」の雲仙市ロケ及び放送について】
NHK長崎放送局開局80周年を記念したドラマ「私(うち)の父はチャンポンマン」の撮影が10月21日から11月8日まで小浜温泉街を中心に行われました。
今回のドラマは、小浜温泉の名物である「小浜ちゃんぽん」をまちづくりに活かそうと活動する、「小浜ちゃんぽん愛好会」の皆様の活動を題材にした内容で、小浜ちゃんぽんや小浜温泉等を全国へ向けて発信する絶好の機会であり、本市の観光振興につなげてまいりたいと存じます。
なお、放送は、12月18日水曜日22時から約1時間、NHKBSプレミアムで全国放送される予定でございます。

【「雲仙市産業まつり~特産まんぞく市~」の開催及び求礼郡農楽公演団雲仙市訪問について】
今回で7回目となる「雲仙市産業まつり~特産まんぞく市~」が12月1日、吾妻町のJA全農長崎 県南家畜市場で開催されました。
雲仙ブランド及びうんぜん逸品認定商品をはじめ、多くの特産品が出品され、また、雲仙市と姉妹結縁を締結しております、韓国求礼郡の「求礼郡農楽公演団」の皆様が、午前、午後の2回の公演の中で、韓国の伝統芸能である「ケンガリ」や「チャンゴ」の披露や、観光姉妹都市である鹿児島県霧島市の出店ブースでは、サツマイモを使った郷土料理「ねったぼ」をふるまわれるなど、会場を大いに賑わせていただきました。
天候にも恵まれ、雲仙市内外からの誘客と、特産品等のPRに加え、地域間交流、国際交流が十分に行えたものと思っております。

【千々石都市計画区域の見直しについて】
千々石都市計画区域は、昭和9年に千々石町全域が都市計画区域に決定されましたが、これまで一度も見直しがなされておりませんでした。
本市としましては、平成22年に雲仙市都市計画マスタープランを策定し、千々石都市計画区域を見直す方向性が定められたことに伴い、県とともに見直しについて協議を進めてまいりました。
その結果、千々石の山間部は、都市計画以外にも森林法や公園法などの法規制がかかっていること、住宅や農地等も少なく今後も開発の可能性が少ないことから、都市計画区域から山間部を除外することとし、地元説明会を経て、10月21日に開催された雲仙市都市計画審議会において、ご了承をいただいたところでございます。
今後、長崎県都市計画審議会において審議がなされる予定となっております。

【雲仙市民生委員児童委員への委嘱状伝達について】
雲仙市民生委員児童委員の任期満了に伴う一斉改選として、12月1日、委員の皆様に対し、厚生労働大臣委嘱状の伝達並びに県知事からの雲仙市担当委嘱状交付を行いました。
本市での推薦の状況につきましては、候補者はもとより、民生委員推薦会等関係機関のご尽力をいただき、定数136名全てを推薦することができました。
委嘱状伝達式では、市民の皆様の良き相談相手として、また、本市の福祉の向上にご活躍いただきますようお伝え致したところでございます。
なお、市民の皆様方には、広報誌等により新しい民生委員児童委員の方々をお知らせすることとしております。

【諫早湾干拓地潮受堤防排水門の開放差止仮処分申立事件について】
11月12日、長崎地方裁判所にて、諫早湾干拓地潮受堤防排水門の開放差止仮処分申立事件に関して、いずれの開門方法であっても開門してはならないとする、地元債権者からの請求を認める決定が出されました。
今回の決定は、開門により地元に甚大な被害が発生すること、事前対策についても海水淡水化施設は、その実現性は低く、国が示す漁業被害防止対策は、その効果があるとは認められないと認定するとともに、開門しても漁業環境改善の具体的な効果は低く、開門調査を公表する公益上の必要性も高くないことを認めた上で開門差止めを認めたものであります。
決定の翌日の11月13日から14日には、農林水産大臣をはじめ、地元選出の国会議員、自民党・民主党・公明党各党幹部に対して、今回の新たな司法判断を尊重していただき、
・今回の決定に対し、異議申立を行なわないこと
・開門方針を白紙の段階から見直すこと
・開門工事を即刻中止すること
・開門に要する巨額の費用は、効果的な水産振興策や環境改善対策に集中的、重点的に投入されるなど、真の有明海再生につながる対策を進めること
などを、県知事・県議会議長・諌早市・地元関係団体とともに要請を行なったところでございます。
今後も長崎県・諌早市および各関係団体との連携を強化して対応してまいりたいと存じます。




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