生活騒音とは
みなさんは、生活していて「騒がしい」「静かにしてほしい」と思ったことはありませんか?一般家庭のピアノやクーラー、家庭用ヒートポンプ給湯機等から発生する騒音、集合住宅でのバス・トイレの給排水音、自動車のアイドリング等の通常一般の生活行動に伴って、居住環境(住宅内および住戸まわり)において発生するものを指して「生活騒音」と言います。
生活騒音は誰もが生活している間に発生するもので、みなさんは被害者にも加害者にもなる可能性があります。それらは周囲の人との親密さ、自身の心情に影響されるものであるため、感じ方は人それぞれです。一度不快と印象付けられた音をその後敏感に感じるようになることがあります。
生活騒音には法的規制がありませんので、一人ひとりの心がけや思いやりが大切です。
騒音に対しての配慮
生活していく上で避けられない音、自分にとっては都合のよい音や楽しい音、快適な音が他の人にとっては不快な音、うるさい音として受けとられることがあります。
この点を各個人が認識し、生活騒音問題を生じさせないために、日常生活における騒音防止の配慮、モラル、マナーの向上を図ることが必要です。また、同時に日頃から隣人間の交流を図り、隣人にとって好ましくない音としてうけとめられないような良好な近隣関係を築きあげておくことが必要です。
騒音をなくす5つの気配り
1 時間帯に配慮しましょう。
2 音がもれない工夫をしましょう。
3 音は小さくする工夫をしましょう。
4 音の小さい機器を選びましょう。
5 ご近所とのおつきあいを大切にしましょう。