【開催日】 平成26年1月30日
【場所】 吾妻町ふるさと会館 研修室3 【発表内容】 (1)「雲仙市企業立地推進方針」について (2)「旧鍋島家住宅長屋門ほか4棟保存修理工事完成落成式」について (3)平成26年2月の主要行事予定について
(市長) ○おはようございます。それでは次第にそってご説明いたします。
・2ページの報道資料1をご覧ください。 「雲仙市企業立地推進方針について」でございます。 これは、本市の地域資源を活かした産業の立地を推進し、市内経済の活性化と定住の促進を図ることを目的に、本市の企業立地の方向性を示すものとして、昨年12月に策定いたしました。 策定した背景といたしまして、まず、人口減少、特に生産年齢人口 (15~64歳)の減少がございます。また、統計によりますと市内総生産は、リーマンショック前の水準には回復しておらず、中でも製造業を始めとした2次産業の減少が大きく、市内製造業の1事業所当たりの製造品出荷額は、県内平均の約4割にとどまる一方、1次産業の総生産額は県内1位となっており、その約9割を農業が占めている状況でございます。
このような背景を踏まえ、地場産業の育成と企業誘致の推進による産業の振興と雇用の創出を推進し、その効果が大きい製造業を中心とした、地域資源を活かした産業の立地を推進することを方針の柱とし、重点産業として ・豊富な農林水産資源を活かした「食品関連産業」 ・地域資源の有効利用と成長が期待される「産業用機械、エネルギー・環境関連産業」 ・島原半島内における地理的優位性を活かした「物流関連産業」 の3つの分野を定めました。
今回の方針では、その成果をあげるための主な取り組みといたしまして、企業誘致につきましては、情報が大きな要素となりますので、情報収集体制の整備、次に、分譲可能な工場用地が残り少ないことから、まずは遊休地や遊休施設の調査、把握に努め、立地企業のニーズに備えることなどを計画しております。 また、定住促進の視点から、本市からの通勤圏内における雇用を確保するため、近隣自治体で操業している企業への求人依頼など、新規学卒者を始めとした雇用対策にも取組んでまいりたいと考えております。 以上、この方針の実施期間は、平成25年度から平成29年度までの5年間とし、その間の目標を「企業立地件数 5件」、「新規雇用者数 100人」とし、期間終了後における「製造品出荷額の増加額を30億円」と定めました。 なお、方針の詳細につきましては、お配りしている別冊子をご覧ください。
・つづきまして、3ページ報道資料2をご覧ください。 「旧鍋島家住宅長屋門ほか4棟保存修理工事完成落成式について」でございます。 平成22年6月から行っておりました旧鍋島家住宅保存修理工事がこのたび完成しましたので、その落成式を2月16日 日曜日午前10時から開催いたします。 6ページの平面図をご覧ください。 これまで、庭園のみ公開をしておりましたが、今回完成したことにより、図面右側にあります隠居棟(いんきょとう)、土蔵(どぞう)及び建物の2階部分を除いた部分を公開する予定でございます。 一般公開は「緋寒桜の郷まつり」にあわせて、2月22日土曜日から行う予定でございます。 豪華絢爛な造りではありませんが、質素倹約を気風としながらも、江戸、明治、昭和と増改築を経て構成された領主館としての歴史や威厳を感じとっていただきたいと思っております。 落成式の日程や工事概要につきましては、4ページ、5ページに記載しております。 なお、今回の落成式では、地元神代地区において地域をあげて落成をお祝いしたいとのことで、西里(にしさと)自治会から「忠臣義士踊り(ちゅうしんぎしおどり)」、楠高(くすだか)自治会から「鳥刺し(とりさし)」、東里(ひがしさと)自治会から「荒踊り(あらおどり)」、小路(くうじ)自治会から「凱旋行列(がいせんぎょうれつ)」の郷土芸能を披露していただく予定でございます。郷土芸能の説明につきましては、7ページをご覧ください。
このほか、2月の雲仙市の主な行事予定については、8ページから掲載をしておりますが、2月1日から22日まで雲仙温泉街で「雲仙灯りの花ぼうろ2014」が開催され、温泉街一帯が、イルミネーションやキャンドルで彩られ、週末には花火も打ち上げられます。 また、2月2日には「第7回雲仙市民音楽祭」が、2月6日~9日には「第8回雲仙市民美術展覧会」が催される予定となっております。 そのほか、今年で7年目となりますが、サッカーJ2のモンテディオ山形の2次キャンプも2月9日から12日まで国見総合運動公園で行われ、トレーニングマッチや学校訪問が予定されているようです。 内容が正式に決定しだいお知らせさせていただきたいと思います。 以上でございます。
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