仁田峠までの道路を歩いて楽しむガイドツアー「雲仙仁田峠紅葉ウォーク」が11月16日にあり、県内外から約20人が黄色や赤く色づいた山々を楽しみながら心地よい汗を流しました。
同イベントは、雲仙市道仁田峠循環線のゲートが開く前の時間を使って、第2展望所から仁田峠まで歩くトライアルツアー。参加者は早朝、雲仙温泉街に集合し、バスで第2展望所まで移動。地元ガイドと一緒に仁田峠までの約1.5キロを歩きました。
普段は車で通り過ぎている道ですが、歩いてみると新しい発見も。参加者らは小さな花や岩肌の切れ目、巨大なモミの木など、ガイドの説明に足を止めながら興味津々で聞き入っていました。長崎市から友人と参加した女性は「何度か仁田峠には来ていますが、とても貴重な経験ができました」と笑顔を見せました。
同イベントは国立公園指定90周年とゼロカーボンパーク登録に伴い、次の100周年につなげる「環境に配慮したサステナブルツアー」として企画。また、仁田峠から国見町まで電動自転車で駆け抜けるサイクルツアーも行いました。