広報から町の話題をお届けします。瑞穂町出身の大相撲・芝田山部屋の力士、若肥前(本名・酒井兼敏さん、33歳)が27日、母校の岩戸小(森田剛浩校長、21人)を訪問。後輩と一緒に腕相撲や綱引きなどをして交流を深めました。
小学生の頃から地域の相撲大会で負けなしだった若肥前。大相撲関係者からスカウトを受け、瑞穂中在学時の15歳で角界入り。平成18年の3月場所で初土俵を踏んで以来18年間、土俵に立ち続けています。
森田校長から手紙でオファーを受けていた若肥前は、九州場所が終わった後、地元入り。同校は来年3月で閉校することになっており、閉校記念イベント「先輩に学ぶ」として交流の場を設けました。
腕相撲や綱引きなどで交流♪
若肥前にとって、母校での交流は平成30年度以来6年ぶり2度目。体育館に入ると、全児童の拍手で出迎えられた若肥前。子どもたちと腕相撲をしたり、綱引きをしたり。「若肥前さんを押しちゃおう」コーナーでは、子どもたちは若肥前の大きな体に、力いっぱい立ち向かっていきました。
「岩戸小出身であることを誇りに、頑張って」とエール
質問タイムで、児童たちは「ご飯は何杯食べますか?」「どうして力士になったんですか?」などと矢継ぎ早に質問。「これからの目標は?」という問いかけには、「なかには途中で相撲を諦める人もいるが、やっている限りは番付の上を目指したい」と決意新た。
児童たちは来年4月からは西郷小に通うことになっており、若肥前は「岩戸小出身であることを誇りにして、新しい学校でも頑張って」と、後輩たちにエールを送り、一緒に校歌を斉唱。記念撮影をし、母校をあとにしました。