広報から町の話題をお届けします。「人権週間」(12月4日~10日)にあわせて、雲仙市内の小学校で人権集会が行われ、児童たちが「いじめのない社会の実現」などの願いを込めたメッセージと「人権の花」であるヒマワリの種を結び付けた風船を大空へ放ちました。
同週間にあわせて人権尊重思想の普及を図ろうと、諫早人権擁護委員協議会が学校を訪問して実施。本年度は3日に多比良小、4日に南串第一小と南串第二小の計3校で実施されます。
人権体操や紙芝居で考えを深める
このうち、多比良小では3日、全児童150人が参加し、末永育子校長が「みんな違っていい。違って当たり前。一人ひとりが大切な存在であると認め合うことの大切さを再認識してほしい」とあいさつ。同協議会雲仙地区委員12人が人権体操や紙芝居を披露し、児童たちは学年ごとに「心を一つに支え合う」「お互いに認め合う」などと元気よく「なかよし宣言」。
続いて、児童たちは運動場で合図にあわせて一斉に風船をリリース!赤や青など色とりどりの風船は秋晴れの空にふわりと浮かび、児童らの願いを乗せてはるか彼方へ舞っていきました。