【例】ビール500ml(5%)の場合 ・・・ 500(ml)× 5/100 × 0.8 = 20(g)
◆ アルコールウォッチ
厚生労働省から、“純アルコール量”と“アルコール分解時間”を把握するためのWebツール「アルコールウォッチ」が公表されました。
ゲーム感覚で飲んだお酒の量や種類を選ぶことで、簡単に計測ができます。
<ツール イメージ>
厚生労働省|あなたの飲酒を見守る「アルコールウォッチ」
(外部リンク)
◆ 缶のラベル表示
近年、大手ビール各社は、缶ビールや缶チューハイなどのアルコール飲料に、含まれている純アルコール量をg単位で表示する取り組みを進めています。
下の例のように、他の成分と並べての表示となっているため、飲酒の前に確認してみましょう。
<ラベル表示 例 >

ビール(5%)350ml の場合
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エネルギー:○○kcal たんぱく質:○○g 脂質:○○g ・ ・ ・ |
純アルコール量:14g(350m当たり)
健康に配慮した飲酒の仕方等について
(1) 自分の飲酒状況等を把握する
自分の飲酒に関する習慣を把握することで、飲酒に伴う問題に早期に気がつくができます。
(2) あらかじめ量を決めて飲酒する
自分で飲む量を決めることで、過度な飲酒を避けるなど飲酒行動の改善につながります。
(3) 飲酒前または飲酒中に食事をとる
血中のアルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果があります。
(4) 飲酒の合間に水または炭酸水などを飲む
水などをあわせて飲むことで、アルコールをゆっくり分解・吸収できるようになります。
(5) 休肝日を設ける
毎日飲み続けた場合、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。一週間の純アルコール量を減らすためにも、
定期的に“休肝日”を設けましょう。
アルコールと”依存”
アルコールには「依存性」があります。飲酒を続けることで、耐性、精神的依存、身体的依存が形成され、飲酒のコントロールができなくなる状態を「アルコール依存症」といいます。
飲酒をしている人は誰でも、徐々に脳内に依存症の回路が作られていく可能性があります。つまり、飲酒をしている限り、誰もが依存症になるリスクを抱えています。アルコール依存症はゆっくりと進行するため、依存が形成されている途中では自覚しにくいことがありますが、最終的には飲酒によって問題が生じているにもかかわらず、飲酒をコントロールできなくなることがあります。
関連リンク
・みんなに知ってほしい飲酒のこと(厚生労働省リーフレット)
(外部リンク)
・e-健康づくりネット アルコール(男性編)
(外部リンク)
・e-健康づくりネット アルコール(女性編)
(外部リンク)