【豚流行性下痢(PED)の状況と対応について】 3月25日に本市で発生しました豚流行性下痢(PED)は、5月31日現在、県下で19例が確定され、3例の疑い事例が発表されております。 また、豚流行性下痢(PED)は、感染した子豚が生後10日齢まではほとんどが死に至るという非常に重い病気であり、養豚農家の経営に深刻な影響が出ております。 市としましては、この対応を図るべく、地区の養豚業に関係する農家へ消石灰等を配布し、また、発生多発地区に対しましては、関係車両に対する自主消毒ポイントを設置するとともに、散水車による路面消毒を実施するなど、蔓延の拡大を阻止するための防疫措置を行ってまいりました。 現在においても終息が見えない状況ではありますが、自主消毒ポイントを引き続き設置するなど防疫措置の徹底を図り、また、養豚農家の経営が早く安定するよう、今後におきましても、県及び近隣市と連携しながら対応してまいります。
【企業立地協定について】 平成19年に閉館しました旧小浜観光ホテルの活用につきまして、県内各地で総合不動産業、ホテル業を手がけられておられる、ジスコ不動産株式会社様との企業立地協定が整い、5月28日に調印式を挙行いたしました。 同社によりますと、今回の計画は、旧小浜観光ホテルの土地建物を購入し改修を行ったうえで、10月には宿泊主体型のホテルとして営業を開始されるとのことでございます。 今回の立地により、観光地である小浜温泉地域のイメージアップと、新たな雇用機会の創出、更には飲食店をはじめとする地元経済への波及効果について、大いに期待しているところであります。 市といたしましては、工場等施設整備奨励金、雇用奨励金等の制度により支援を行ってまいりたいと考えております。 今後につきましても、雲仙市企業立地推進方針に掲げる目標の達成に向けて、本市の地域資源を活かした企業立地の推進に向け、取り組んでまいります。
【産業サポート事業について】 創業・経営改革・農商工連携など、新たな取り組みへの支援を目的とした「産業サポート事業」において認定されておりました『郷土料理「ゐきなり六兵衛どん」の開発と販路開拓』事業について、認定事業者であります丸宮青果食品有限会社様より完成報告がありました。 本商品は、地元のさつまいもを使用し、島原半島の郷土料理であります「六兵衛」を、手軽に味わっていただけるよう開発されたもので、同社の冷凍技術を駆使し、電子レンジでも調理ができるよう工夫されております。 新たな雲仙市の特産品として、また、お土産品として、地域経済への波及効果に期待しているところでございます。
【住宅等リフォーム助成商品券交付事業について】 平成26年度の商工振興策として、地域経済の活性化を図るため、市内にある住宅や店舗などのリフォームを行われる皆様に費用の一部を商工会の商品券で助成を行う『雲仙市住宅等リフォーム助成商品券交付事業』の申請受付を4月22日より開始いたしました。 市民皆様の関心も高く、6月3日現在、87件の受付を行い、約758万円の交付を決定いたしております。 この事業によって、リフォーム等の総事業費は約8,697万円が見込まれております。 今後も地域循環型経済の実現を目指し、事業の推進を図ってまいります。
【第4期雲仙市男女共同参画懇話会提言書について】 5月1日に、第4期雲仙市男女共同参画懇話会から提言書をいただきました。 この提言書は、平成24年8月から計6回の会議を経て、「第2次雲仙市男女共同参画計画」を円滑に推進していく上での課題や解決策に係る5項目の提言をまとめられたものであります。 これらの提言を踏まえ、「男女が互いに尊重し、協力し合うまち 雲仙市」を基本理念として、今後も男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
【「ヒルクライムチャレンジシリーズ2012雲仙普賢岳大会」に係る市の対応について】 ヒルクライムチャレンジシリーズ2012雲仙普賢岳大会に関する補助金につきまして、市監査委員の随時監査により不適切な会計処理があることの指摘を受け、調査委員会を設置し、実行委員会から関係書類の提出を求め、また、聞き取り等により調査を行いましたが、市の調査には限界があり、本事案の実態を把握するには至りませんでした。 市の基幹産業の1つである観光業の発展のためには、雲仙地域の活性化は大変重要であります。 そのためにも本事案を明らかにし、補助金の透明性を確保する必要があると判断し、告発を前提に警察に相談を行いましたことをご報告させていただきます。
【東京都庁「長崎県雲仙市観光物産展」の開催について】 東京都民や観光客の皆様などに、広く雲仙市の観光情報や特産品を紹介し、雲仙市への誘客並びに物産の販路拡大を図るため、4月16日から7日間、東京都庁にあります「全国観光PRコーナー」におきまして「長崎県雲仙市観光物産展」を開催いたしました。 今回で3回目の開催となりますが、市内から3社が出展し、とうふ蒲鉾やちくわなどの練り製品、カステラ等の菓子類、長崎県内で水揚げされた海産物等の試食販売を行いました。 また、物産展の開催に併せ、初日から3日間、都庁職員食堂において、雲仙ブランド認定商品であります、「雲仙ハマチ」や「雲仙こぶ高菜」、「雲仙あかね豚」をはじめ、今回新たに「雲仙ハム」や「雲仙コロッケ」を使用した3種類のメニューを提供していただきました。 本市の食材を使ったメニューはどれもご好評をいただき、全て完売したとの報告をいただいております。 今後におきましても、地元事業者と連携・協議し、より強固な雲仙市の観光振興の実現、雲仙市の豊富な物産・特産品の普及・販路拡大につながるよう研究してまいります。
【雲仙市ジュニアスポーツ大会について】 4月26日から5月6日にかけて、雲仙市体育協会の主催により、「第9回雲仙市ジュニアスポーツ大会」が開催されました。 大会では、市内12会場において、10競技24種目が行われ、県内外から323チーム、総勢約2,000名を超える小中学生が参加されました。 各競技会場では、保護者の皆様をはじめ多くの応援があり、すべての競技において、すばらしい熱戦が展開されたと伺っております。 子どもたちも、日ごろの練習の成果を十分に発揮され、競技力の向上とともに、多くの仲間との交流により楽しい思い出ができたのではないかと存じます。 本大会の開催にご尽力いただいた市体育協会と各競技団体の関係各位に感謝申し上げますとともに、市体育協会及び各競技団体と連携し、スポーツの振興、各種スポーツの競技力向上を図ってまいります。
【第25回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会について】 3月26日から28日にかけて、三重県伊勢市で開催された第25回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会において、雲仙市立国見中学校の垣本瑞貴君が、長崎県の選抜メンバーとして出場され、男子シングルスの部において、見事、全国第3位という素晴らしい成績を収められました。 現在、国見中学校3年生の垣本君は、全国優勝を目標に頑張っておられるとのことです。 今後、益々の活躍を期待いたします。
【第11回長崎県ねんりんピックについて】 5月10日、第11回長崎県ねんりんピックが長崎市のかきどまり陸上競技場をメイン会場として開催され、雲仙市からは12の競技種目に93名の選手が参加いたしました。 その中で、ソフトテニス競技の男子60歳以上の種目に出場された、神﨑良次様・北田信幸様ペアが見事優勝され、本年10月4日から栃木県で開催される「第27回全国健康福祉祭とちぎ大会」に長崎県代表として出場されることになりました。 神﨑様、北田様の全国大会でのご活躍をお祈りいたします。 なお、再来年に開催されます第29回全国健康福祉祭につきましては、平成28年10月15日からの4日間、長崎大会として県下全域で開催され、雲仙市におきましては、島原市と共同で、サッカー競技が開催されることが決定いたしております。 今後、大会の成功に向け準備を進めてまいります。
【長崎がんばらんば国体馬術競技リハーサル大会兼第50回九州馬術大会について】 議会中の行事ではございますが、ご紹介させていただきます。 長崎がんばらんば国体開催を10月に控え、馬術競技のリハーサル大会兼第50回九州馬術大会が、6月14日から2日間、多比良港埋立地の雲仙市特設馬術競技場において開催されます。 馬術競技リハーサル大会は、沖縄県を除く九州各地から、選手・監督約80名と馬約70頭を迎え、演技の正確さや美しさを競う「馬場馬術競技」と障害物をミスなく飛び越す競技である「障害飛越競技」が行われます。 人馬一体となった妙技、馬術競技が間近で観戦できる貴重な大会でありますので、市民の皆様も是非会場へ足を運んでいただき、熱い声援とおもてなしの心で観戦をお願いしたいと存じます。
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