近年、インターネットやスマートフォンなどの「電子メディア」が急速に発達しています。世界中のあらゆる情報に手軽にアクセスできるほか、離れた場所にいる家族や友人と常にコミュニケーションを取れるなど、電子メディアは今や私たちの生活に欠かすことができません。
しかし、その一方で、知識や判断力が十分に備わっていない子どもたちにも電子メディアが普及し、様々な問題が懸念されています。長時間使用することによる心身への影響や、匿名性の高さを利用したネットいじめ・誹謗中傷を受けるだけでなく、深刻なトラブルや犯罪に巻き込まれるなど、技術の進歩とともに子どもたちが直面するリスクはより複雑になっているのが現状です。
そうした危険から子どもたちを守るため、雲仙市では「長崎県メディア安全指導員」の資格を有した指導員を市内小中学校などに派遣して、電子メディアとの適切なかかわり方について安全指導を行っています。
メディア安全指導員とは?
長崎県のメディア環境改善事業として実施されている「メディア安全指導員養成講座」を修了した指導員のことで、県内のメディア環境改善を目指し、講話を通しての啓発活動を推進しています。
メディア安全指導員の派遣に関するQ&A
Q1.講話の内容はどのようなものですか?
「子どもと電子メディアに関すること」について、依頼内容に合わせてさまざまな講話を行います。
【テーマの一例】
- 子どもを取り巻く電子メディア(スマートフォン、インターネット、ゲーム)の現状
- 電子メディアが子どもの心身に及ぼす影響
- SNSとの上手な付き合い方
- スマートフォンを子どもに持たせる前に知っておきたいこと
- 子どものために保護者が出来る電子メディア対策
- テレビ、ゲーム、スマートフォンを使った子育ての危険性
また、講話時間や形式(例:グループワークを取り入れてほしい等)についても柔軟に対応します。
Q2.誰を対象にした講話ですか?
保育園や幼稚園、小中学校、高校の児童生徒やその保護者、学校関係者、地域の方など。
「小学生(低学年・高学年)向け」「中高生向け」「保護者向け」など対象者に合わせた講話を行います。
Q3.今までどのような場所に派遣していますか?
雲仙市では、市内全小中学校の新入学保護者説明会に指導員を毎年派遣しています。また、それ以外にも学校の授業やPTAの研修会などでも講話を行っています。
講話を受講されてみたい方、派遣依頼を少しでもお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
申込方法
下記の「メディア安全指導員派遣申込書」に必要事項をご記入の上、長崎県青少年育成県民会議または雲仙市教育委員会生涯学習課宛てにお申込みください。
雲仙市統一ルールについて
雲仙市では、私たちの生活に欠かせないインターネットやスマートフォンなどの電子メディアと安全・快適に接するために、メディア安全啓発に関する「雲仙市統一ルール」を平成27年度に作成し、メディア安全指導の際に発信を続けています。
【雲仙市統一ルール】
(1)夜9時以降は、親が責任をもって使用させない。
(2)親が責任もって、フィルタリングを行う。
(3)人の悪口や個人情報は絶対に書き込まない。
また、下記の啓発リーフレットも市内小中学校に配布しています。
電子メディアは日々進化を続け、子どもたちにとっても新しい表現や学習の可能性が広がる一方で、危険性がより高まっています。最新の情報をもとに必要な知識を身につけ、学校・家庭・地域全体で子どもたちの健やかな成長と明るい未来を守るため、是非メディア安全指導員派遣をご活用ください。