合併浄化槽を設置する際、設置費に対し予算の範囲内で補助を行います。
◆補助の対象とならないもの (1)補助の交付が決定する以前に完成あるいは着工されているもの (2)設置しようとする土地又は建物が申請者の所有でない場合、所有者の設置承諾を得られないもの (3)事業年度内の報告期限までに設置完了の実績報告をすることができないもの (4)販売目的の建物に設置するもの (5)雲仙市または前住所地で市区町村税(国保税を含む)の滞納があるもの (6)下水道等施設の使用が開始されている区域に設置するもの ただし、地理的条件等で下水道に接続できない場合は対象となります。 その場合は、市下水道課から下水道に接続できない確認書をもらっていただく必要があります。
◆補助金額 補助金額は、浄化槽の人槽(大きさ)や種別ごとに異なります。
人槽を算定する際は、建築物の用途別による屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準(JIS A 3302-2000)を基本としますが、住宅の場合は、同基準の2のただし書のように実際の使用人員を十分考慮して、過大な算定にならないようにすること。※下の添付ファイル「JIS規格」を参照
○浄化槽設置補助金限度額 (令和5年4月より)
浄化槽等の区分 | ア | イ | |
5人槽 | 通常処理型 | 498,000円 | 332,000円 | 高度処理型 | 540,000円 | 360,000円 | 6~7人槽 | 通常処理型 | 621,000円 | 414,000円 | 高度処理型 | 693,000円 | 462,000円 | 8~10人槽 | 通常処理型 | 822,000円 | 548,000円 | 高度処理型 | 877,000円 | 585,000円 | 11~20人槽 | 通常処理型 | 1,408,000円 | 939,000円 | 高度処理型 | 1,638,000円 | 1,092,000円 | 21~30人槽 | 通常処理型 | 2,208,000円 | 1,472,000円 | 高度処理型 | 2,790,000円 | 1,860,000円 | 31~50人槽 | 通常処理型 | 3,055,000円 | 2,037,000円 | 高度処理型 | 3,744,000円 | 2,496,000円 | 51人槽~ | 通常処理型 | 2,181,000円 | 1,018,000円 | 高度処理型 | 2,548,000円 | 1,123,000円 |
○補助金額計算方法
第7条(一部抜粋)
設置補助金の額は、別表に掲げる区分ごとに、補助対象費の額から200,000円を差し引いた額又は同表ア欄に定める額のうちいずれか少ない方の額とする。ただし、補助対象費の額から同表イ欄に定める額を差し引いた額が200,000円を下回る場合は、補助対象費の額又は同表イ欄に定める額のうちいずれか少ない方の額とする。
|
※浄化槽と高度処理型浄化槽の判別は、雲仙市浄化槽等設置整備事業補助金交付要綱第2条によります。
第2条(一部抜粋)
(1)浄化槽 生物化学的酸素要求量(以下「BOD」という。)の除去率が90パーセント以上、放流水のBOD濃度が20ミリグラム/リットル(日間平均値)以下の機能を有するものをいう。
(2)高度処理型浄化槽 BODの除去率が90パーセント以上、放流水のBOD濃度が20ミリグラム/リットル(日間平均値)以下の機能を有し、かつ、放流水の総窒素濃度20ミリグラム/リットル以下又は総りん濃度1ミリグラム/リットル以下の機能を有するものをいう。
|
◆設置補助金の対象となる経費 1.浄化槽等の本体費用および本体の設置に必要な工事費(交付限度額上記補助金額表) 2.建物の立地条件などにより、やむを得ず建物の敷地外に浄化槽等を設置する場合は、建物の敷地外から浄化槽等までの排水管布設工事、電気設備工事およびこれらの付帯工事に要する費用のうち、市が補助対象費と認める費用(交付限度額10万円) 3.共同設置の場合は、複数戸分の汚水が合流する汚水ますなどから浄化槽等までの排水管布設工事、電気設備工事およびそれらの付帯工事に要する費用のうち、市が補助対象費と認める費用(交付限度額90万円) ※共同設置とは、2戸以上10戸未満の者が建物の立地条件などにより、やむを得ず共同して浄化槽等を設置することをいいます。
◆浄化槽設置整備事業補助金関係書類(提出が必要な書類)
【浄化槽等設置整備事業補助金交付申請書(様式第1号)添付書類】 1.浄化槽設置届受理書の写しまたは建築確認済証の写し 2.浄化槽設置届出書(添付書類一式を含む)の写し 法定検査依頼書の写しを含む 一戸建て住宅に設置する浄化槽の対象人員算定における緩和措置の適用願いを提出している場合は、その写しを含む 3.設置場所の位置図 4.土地または住宅などが申請者以外の所有の場合は、その所有者の承諾書 5.共同設置の場合は、代表者の選任届および設置承諾書 6.登録浄化槽管理票(C票) 7.登録証(浄化槽) 8.浄化槽設置工事の見積書の写し(明細が分かるもの) 9.保証登録証 10.浄化槽設備士免状の写し 11.雲仙市税(国保税含む)の滞納がない証明書 (ただし、市外在住者の場合は、『現住所地の市区町村税の滞納がない証明書』と『雲仙市税の滞納がない誓約書および調査同意書』をそれぞれ提出。) 12.その他市が必要と認める書類(確認書等)
【浄化槽等設置整備事業実績報告(様式第6号)添付書類】 1.浄化槽設置工事費の領収書の写し(明細が分かるもの) 2.浄化槽保守点検業者及び浄化槽清掃業者との業務委託契約書の写し 3.工事写真(着手前、施工状況および完成後写真) 4.その他市が必要と認める書類
【浄化槽等設置整備事業補助金交付請求書(様式第8号)】 ※振込先の金融機関名などを記入してください。 ※振込先については、補助金申請者と同じ名義の口座にしか振込みできません。
◆令和2年4月以降申請分から補助金申請にかかる様式および添付書類を一部変更しています。 様式は、下記添付ファイルからダウンロードしたものをご使用ください。 旧様式で提出された場合は、受付できませんのでご注意ください。
|
|