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○平成25年5月31日 定例記者会見

最終更新日:



【開催日】 平成25年5月31日

【場所】 吾妻町ふるさと会館 研修室1

【発表内容】 (1)平成25年第2回雲仙市議会定例会議案・会期日程等について
         (2)平成24年雲仙市観光統計について
         (3)平成25年6月の主要行事予定について

(市長)
 平成25年第2回定例市議会に提出する議案等についてご説明いたします。
本定例市議会は、5月28日を招集告示日とし、6月6日開会、28日までの23日間の日程となっております。
お手元の「平成25年第2回雲仙市議会定例会 記者発表資料」の1ページをお開きください。
今回、提出する議案につきましては、報告2件、専決処分予算8件、条例議案6件、平成25年度補正予算5件、その他議案3件、人事に関するものとして固定資産評価員の選任が1件、合計25件でございます。

2ページをお開きください。
まず、報告第1号及び第2号につきましては、繰越明許費繰越計算書について、第1号では一般会計の「地域介護・福祉空間整備事業」など33件分(13億304万4千円)を、第2号では簡易水道事業特別会計の千々石地区簡易水道統合整備事業など2件分(1億8,853万5千円)を地方自治法施行令の規定により、議会に報告するものでございます。

次に、議案第36号から3ページの議案第43号までは、専決処分した事件、平成24年度補正予算8件について議会に報告し、承認を求めようとするものでございます。
専決処分した補正の内容については、年度末にあたり各会計において「事業費の精算、基金の積み立て、及び会計間の繰入・繰出金の調整」など最終調整のための補正を行ったものでございます。

次に、条例議案について、ご説明いたします。4ページをお開きください。
議案第45号は、雲仙市の災害対策等に伴い、本市に派遣され本市の区域に滞在する職員に対し、派遣手当を支給する条例、議案第46号は、子ども・子育て支援法の公布に伴い、本市における子ども・子育て支援に関する施策の推進を図り、子どもの健やかな成長に資するための条例、議案第47号は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い、雲仙市の対策本部に関し必要な事項を定める条例について、新たに制定しようとするものでございます。
5ページをお開きください。条例改正の主なものとして、議案第49号は、地方税法の改正及び雲仙市国民健康保険特別会計の財政安定化を図るために適用税率を改正することに伴うもの、議案第50号は、長崎県福祉医療費補助金実施要綱の一部改正に伴うものについて、それぞれ所要の整備を図るため、条例の一部を改正するものでございます。

次に、議案第51号から6ページの議案第55号までは、平成25年度の補正予算でございます。補正予算につきましては、後ほど説明させていただきます。

次に、その他のものとして、議案第57号では、補助金の一部目的外使用により、返還を求めていた事業主体の破産手続が廃止され、債権回収不能となったため、権利の放棄をすることなどについて、提案することとしております。
このほか、人事に関するものとして、議案第58号では、固定資産評価員の選任について、議会の同意を求めようとするものでございます。

続きまして、平成25年度補正予算について、その概要をご説明いたします。
お手元に配布いたしました「提出議案参考資料その2」の「平成25年度雲仙市補正予算(案)資料(第2回補正)」に沿ってご説明いたします。

資料の1ページをお開きください。
まず、一般会計の今回の補正額でございますが、3億7,739万円の追加補正で、補正後の予算額は282億2,865万9千円となります。
今回の補正につきましては、「国県等の補助金の内示を受けた事業」、「早期に執行を要する事業」、「4月の人事異動等に伴う人件費の増減」について予算計上しようとするものでございます。

それでは、今回の一般会計補正予算の主要事業につきましてご説明いたします。
3ページを開きください。
「コミュニティ助成事業」でございますが、財団法人自治総合センターから交付される宝くじ事業収益金の一部を財源として、自治会等のコミュニティ団体が行う地域活動を活性化することを目的に支援を行うものでございます。
本年度の助成対象は、下段の枠内に記載しておりますとおり、「千々石北船津名郷土芸能保存会の山車の購入」をはじめ、3件の事業に対して総額で670万円の助成金を交付しようとするものでございます。

次に、5ページを開きください。
「島原半島地域食肉センター整備事業補助金」でございますが、本センターは既に本年4月から施設を民営化して運営が行われており、当初予算においても民営化に伴う施設整備に対する補助金を計上しておりますが、事業主体の負担をさらに軽減させるため、本市の合併特例債を活用して、来年度までの2カ年間で1億円の県の支援を受けられることとなったことから、25年度事業に対する補助金約7千万円を今回増額しようとするものであります。

次に、8ページをお開きください。
「住宅性能向上リフォーム支援事業」は、本年度から県が新規に補助制度を創設したもので、住宅の性能向上を目的にリフォームを行う者に対して助成を行うものでございます。
対象となるリフォームの内容は、段差解消などの「バリアフリー工事」、屋根や壁の断熱などの「省エネ対策工事」、及び基礎の補強などの「防災対策工事」の3つの改修工事が対象となるもので、本市が従来から実施している「住宅・店舗リフォーム緊急支援事業」に加えて、より多くの市民の皆様のご要望にお応えできるように新たな事業として新規計上しようとするものでございます。

次に、6ページ、7ページ、9ページ、10ページにつきましては、平成24年度の経済対策の一環として地方自治体へ配分するために国の補正予算に計上された「地域の元気臨時交付金」が25年度に交付されるため、本市においても交付金の趣旨に沿って早期に事業を着手して、地域経済の活性化に寄与しようとするものであります。

各事業の内容でございますが、まず、6ページの「雲仙グリーンロード安全対策事業」は、イノシシによる落石が頻繁に発生して通行車両の安全が脅かされているため、道路脇に落石防止のためのフェンスを設置するものでございます。
次に、7ページの「南串山赤間漁港海岸高潮対策事業」は、既設の波消しブロックの機能が著しく低下して、越波による家屋への被害等が発生するなど、地元住民の生活に危険を及ぼしていることから、散乱したブロックの積み直しなどを行うものでございます。

次に、9ページの「小学校施設整備事業」、10ページの「社会体育施設整備事業」については、老朽化した施設の改修を前倒しして実施して、教育環境の改善とスポーツ活動の推進を図ろうとするものでございます。

最後に、「特別会計」及び「企業会計」の補正について説明いたします。
資料では、12ページ以降に会計ごとの補正項目等を記載しておりますが、内容につきましては、全て「4月の人事異動に伴う人件費の増減」を計上しようとするものでございます。
以上が「平成25年度第2回補正予算」の主な内容でございます。

これで、本定例議会提出議案についての説明を終わらせていただきます。

 つづきまして平成24年雲仙市観光統計について説明いたします。
平成24年に雲仙市を訪れた観光客延数は、前年比0.2%増の346万1千人となりました。内訳としましては、日帰り客延数が前年比1.1%増の233万9千人で宿泊客延滞在数が前年比1.5%減の112万2千人となっております。具体的な年度別人数等につきましては、資料の4ページ、5ページに掲載しております。

日帰り客延数は、前年から約2万5千人増えておりますが、その増加要因としましては、昨年5月に雲仙普賢岳新登山道が開通したことにより、登山客が前年より1万9千人増加し、3万4千人となったことや福岡方面から小浜町への定期便「YOKAROバス」が運行したこと、また小浜町の足湯施設「ほっとふっと105」の利用者数が前年より3万人増加し、過去最高の21万人を超えたことなどが大きな理由と考えております。
また、宿泊客延滞在数につきましては、1万7千人が減少しております。
減少の主な要因としましては、福岡方面からや関西からの修学旅行生が減少したことや一般観光客の旅行先が関東・東北方面へシフトしたことが原因と思われます。
資料2ページをご覧ください。日帰り客と宿泊客が消費した観光消費額は、前年比0.3%減の約274億1千万円となっております。

 つづきまして、宿泊客延滞在数のうち、外国人宿泊客数につきましては、前年比67.3%増の1万8,317人となりました。増加の理由としましては、東日本大震災の影響で旅行を控えていた外国人観光客の回復があったことによるものと思われます。特に、韓国・台湾・中国など東アジアからの宿泊客数が79.6%増加し、外国人宿泊客全体の90%近くを占めております。
 また、修学旅行客につきましては、4年ぶりに3万人を下回る結果となりました。減少の主な要因は、福岡県からの修学旅行が減少したことや、東日本大震災からシフトしていた関西からの修学旅行が震災前の行き先に戻ったことなどが大きく影響したものと思われます。
資料3ページをご覧ください。雲仙温泉・小浜温泉に宿泊した宿泊客の発地の内訳でございますが、全体の52.7%を九州内が占めております。九州内を100%とした場合、長崎県内からが46%、福岡県からが33%の割合となります。

以上が平成24年雲仙市観光統計の内容となります。

 このほか、6月の雲仙市の主な行事予定については、別紙に記載しておりますが、6月1日から6月30日までは、ジャカランダフェスタ振興会主催によります「小浜温泉ジャカランダフェスタ」が開催されます。
期間中は雲仙市特産品市や色々なイベントが開催されるようですが、6月14日金曜日には第3回ジャカランダサミットが開催され、長崎総合科学大学のブライアン・バークガフニ教授の基調講演やパネルディスカッションが開催されます。
パネルディスカッションでは、熱海市長をはじめ、日南市や広島市の五日市からも参加される予定となっております。
また、6月1日土曜日午後7時から愛野町公民館におきまして、諫早湾干拓事業及び雲仙地域住民を守る会主催による「諫早湾干拓を取巻く状況説明会」が開催されます。
あとは、資料のとおりで説明は割愛させていただきます。
以上でございます。

添付ファイル
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